2010年3月30日
昨年、ショックだったこと。
新宿の某老舗百貨店で、出産祝いの品を求めたとき。
のし紙の表書きの文字が、プリンターで印刷された無機質な毛筆体だったってこと。
がーん… ががーん……
いつもひいきにしている百貨店とは違う、ポイントカードも持っていないその老舗百貨店までわざわざ足を運んだのは、ひとえに「墨+手書きののし紙」をちゃんと巻いてもらいたかったからなのに~~~。
この間までは、この店では手書きだったはずなのに・・・。

↑という心境でありました。
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もちろん、のし紙のプリンター化は今に始まった話じゃありませんが、その老舗だけは裏切らないと信じていたのに。
だってね。
極端な話、同じ上質な商品をほかでも安く買える可能性が広がった昨今、うやうやしく巻かれたのし紙と老舗の包装紙の品格、それが百貨店の値打ちであり、消費者が百貨店に求める大きな要素ではありませんか。むしろ、そこだけは、ないがしろにしちゃいかんという部分でしょう。どうですみなさん。ねえどうよ?
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もちろんそれだけが百貨店の値打ちじゃないし、時代の変化や不景気のあおりを受けて苦労もしてらっしゃるんだと思う。毛筆の表書きには専門の毛筆エキスパートのスタッフが必要で、人件費がかかるとも聞く。
けど、あえて言わせてもらいます。
百貨店よ。今すぐ手書きののし紙を復活されたし!
[人件費と手間の問題が…]ということなら、たとえば手数料をプラスすれば手書きしまっせという選択肢ぐらいせめて残してくれー!と、叫びたいのであります(手数料は100円~250円までが希望)。
たのみますよ、お願いしますよ。
スーパーのサービスカウンターで巻いてもらうのと同じようなプリンターのし紙じゃ、あかんと思うんですよ、やっぱり。

たとえ油性マジックでも走り書きでも、手書きの文字が添えられてると嬉しいです。右は声優の山像かおりさんがお祝いのワインに巻いてきてくれたもの。パーティー会場のどさくさであやうく捨てられそうになってたものを救出、永久保存。捨てられないでしょ、こんなにハートフルなもの。
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2010年3月20日
チェックのシャツのハイカラなオヤジさん(もといナイス・ミドル)は、イタリア料理通で知らぬ者はいない大御所、料理人の吉川敏明さん。柴田書店「専門料理」元編集長でフリー・エディターの河合寛子さんと、原稿の最終チェック中。ツーと言えばカー。というより、ツーと言えばカーカーカーと返ってくるのを河合さんがカーに凝縮する、見事なまでのリレーションシップ。
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グルメではないが食べることは大好きな私にとって、「食の総合出版社/柴田書店」は憧れのアイコン的存在の出版社でありました。
それはもうずっと、初めて包丁をにぎって料理を覚え始めた大学時代から。
ノンノの[彼氏が喜ぶ手料理特集]でもなく、アンアンの[女ともだちと楽しむエスニック風ブランチ]でもなく、パリッとのりのきいた白衣をまとった料理人が数秒のタイミングに集中して火を入れるプロの世界=柴田書店の刊行物。料理業界の哲学・美学はもとより、掲載されている広告にさえ「うぉぉプロフェッショナル!」と、いちいち感じ入ったものでした。
でも考えてみたら、料理人を目指したわけでも一流店を食べ歩く財力もなかったのに、なんで私は柴田の本をちょくちょく買ってたんだろう。
そうか。酔いしれたかったんだな。
[わたくし、柴田の雑誌をレジへ持っていくんですの][部屋の本棚に柴田の本がささってますの]な自分に。
でもまあこんな愚かな購読者層もいてこそ、柴田書店の柱の一本や二本は立ってるんじゃないかと開き直るのであります。
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そんな柴田書店さんから仕事のオファーを頂いたのが数年前(嬉しかったあ)。
そして今回久しぶりにイラストを描かせてもらったのがこれ↓
『ホントは知らないイタリア料理の常識・非常識』(吉川敏明・著/柴田書店/税別1600円)
・・・・・・
へっへっへ、みなさま。はっきりいって超面白いんですよ、この本。
もちろん自分が関わったという贔屓目は20パーセントくらい入ってはいるんですが、残す80パーセントは読者目線からおすすめするのです。
著者の吉川氏は、西麻布の伝説的有名店『カピトリーノ』の元オーナーシェフ。現在は小田急線の経堂で『エル・カンピドイオ』という小さなイタリア居酒屋を奥様ときりもりしておられる。
1946年生まれ。ローマで数年間修行して帰国したのが1969年ということは、まだ日本人は喫茶店のケチャップ味のナポリタンかミートソースしか知らなかったような時代。吉川氏はそんなころから本物の現地の味を、おいしさを、日本にもたらしていった先駆者なんですね。
講演会や著述活動にも力を注いできた吉川氏。著書『イタリア料理教本(上・下/柴田書店)』は発刊以来、若き料理人のバイブル的存在となっているそうな。
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それにひきかえ。
私にとってのイタリア料理は「おいしい~」か「はあ、こんな感じですか」の二種類で、専門知識なんてないに等しい。
だから柴田書店の編集者・網本祐子さんから今回の仕事の打診を頂いたときは、正直に白状したのです。
「あのー、私、イタリア料理についてぜんっぜん詳しくないんですけど」
さらに↓

すると網本女史、ひとこと↓

こう言わせりゃ、こっちのもん。
というわけで原稿を読ませていただいたのです。
それがまあ、面白いのなんのって。目からウロコの連続。
・・・・・・
パスタを食べるときにスプーンを添えてクルクルするのは、えええっ、田舎もの?
(やってました)
パンにオリーブオイルをつけて食べるのは、貧乏人?
(喜んでやってました)
エスプレッソをダブルで頼むのは野暮?
(お茶室で抹茶を[ダブルで]と言うに等しいんだってえええ…???)
・・・といった知ってるようで知らない作法に始まり、よりスマートな楽しみ方、地域によるアルデンテの違いといったうんちく、さらには映画『ゴッドファーザー』でシチリア・マフィアがおみやげにもらうお菓子や映画『ひまわり』でソフィア・ローレンらが焼くオムレツについての解説など、料理はもとよりカルチャーや旅行までもがもっともっと楽しめるような話が満載なんです。
たとえば日本へ観光に来た外国人が、ミシュランに載ってるというだけの理由で高級料亭を訪れたら。もちろん日本料理の美しさや味わいを感じ取ってもらえるかもしれないけど、[関西人は関東のダシをけちょんけちょんにけなす]「お好み焼きは箸なんか使ったらあかん、コテで食べるもんやと大阪の昭和一ケタ生まれの庶民のおっちゃんはこだわる」といったことを知ればますますエンジョイできるはずで、これはそのイタリア版指南書=日本人向けと思うわけです。
・・・・・・
私がこの本を好きなのは、ただ「これが正しい」と断定するマナー本じゃないから。
あちこちの文献や知識人の研究結果をまんべんなくちりばめたのではなく、イタリアをこよなく愛する吉川敏明という一人の人間の考えやエッセンスが貫かれているから。
中には[偏った見方だ]と評される内容も含まれてるかもしれないけど、100パーセント異論のない無難な話なんて、あんまり面白そうじゃないもん。
とにかく知識の広さと深さがハンパじゃない。それらを裏づけるのは、豊かな経験とイタリアへの愛情。どこから斬りつけてもブシャーッとイタリア色の血がほとばしるのです。
・・・
で、じっさいにお目にかかった吉川氏はまさにイタリア人。もとい、生粋のローマ人なのだった。

専門的な話はイタリア料理に精通した河合さんらにおまかせして、ただただ吉川大明神(私はこう呼んでます)の手料理をうひうひ堪能したワタクシ。
ああ。うまい。
これぞ、これぞや。
数十年前に初めてたどりついた心細いローマの夜。やっとの思いで勇気をふりしぼって足を踏み入れたリストランテのドアの重み。市場の脂のにおい。すべてがよみがえる。




思考錯誤の末あみだされたヌーベル・キュイジーヌとはちがう、これがローマの伝統料理、というものなのでしょう。
その真の力を思い知ったのは、じつは2日後。むしょうに[大明神の料理をまた食べたい、あの味に帰りたい]と思ったのでした。
よどまぬ仕事、とどまらぬ魂。
吉川さんの仕事や料理にふれて、感じたことです。
・・・・・・
そんな[イタリア料理の生きた大辞典・吉川大明神]がまさに目の前で刻んだ玉ねぎや手打ちしたパスタを、お金さえ払えば食べられるというのが飲食業のすごいところ。
ぜひいちど、行ってみてください。大明神が生きておられる間に。
そこらへんのフニャついた若者よりよっぽどお元気とはいえ、不老不死ってわけじゃないと思うので。
もちろんその前に、本を買って読んでいくことをおすすめします。
図書館で借りるんじゃなくね(←ここはけなげな広報活動)。
・・・・・・
エスプレッソのカップは、かつての[カピトリーノ]のものが使われておりました。
エル・カンピドイオ
東京都世田谷区桜丘1-17-11
電:03-3420-7432
(営業は金・土・日・月の夜のみ。だいたい夜7時くらいから
って感じみたいです。住宅街の中の小さな丸太小屋。あくまで
も居酒屋なので服装も気分もカジュアルでOK。とはいえあま
りにも身近なところで大明神がうろうろしてるので、それが重
鎮であることを知る人にとってはカジュアル気分ではいられな
いかもしれませんがね)
・・・・・・・・・
『ホントは知らないイタリア料理の常識・非常識』↓ 柴田書店のHPでの紹介ページ。ここからアマゾンなどへもリンクしてます。すぐ買えます。
http://www.shibatashoten.co.jp/detail.php?bid=03533200
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2010年3月14日
日々の暮らしや町の中で、ふとした瞬間に思いがけない情景や場所を思い出すこと、ありませんか?
たとえば私の場合は、

排気ガスを吐きながらスーパー・カブが通り過ぎた瞬間に、フィリピンの雑踏を。
また外国人の友だちの家を訪れたとき。

台所の流し台の付近(あきらかにうちと異なる系統の生ゴミが入ってる)で、太陽がぎらぎら照りつける中を歩いた、タイの市場を。
・・・・・・・
どうやらそれらをたぐり寄せ、呼び覚ますのは、「におい」のようです。
洗剤の香りで知り合いの家を、どこかの家の換気扇から漂う煮物のにおいでおばあちゃんの家を思い出すなんてことも、きっとありますよね。
目で見えるもの・耳できこえるものは、「美しい」「かっこいい」といったことをいちいち自覚するし、写真や録音に残っていれば確認もできる。
いっぽう、特に記憶にとどめようと意識しなかったものが「におい」によっていとも簡単に再生されてしまうのだから、嗅覚というのは思った以上に深く鮮明なものを人間の感覚に刻み込むのかもしれません。きっと感情や感性も大きく左右されるんだろうなあ。
・・・・・
そんなことをあらためて思ったのは、先日。おっしゃれ~なイタリアンの創作料理レストランで「ほほほ」と優雅にお昼ご飯を食べたときのこと。

前菜に添えられていた高級そうな塩をペロッとひとなめし、香りが鼻腔にあがってきたとたん、あるところに気持ちがぐわーっとに一気にワープしてしまった。

水の底から空を見上げるようなイメージは鮮明だけど、あれ、これってなんだっけ。
この香り。この風味。この感覚。
で、はたと思い当たったのです。
これはたしか。あ―――っ!
どこか山奥の露天温泉で足をすべらせて、お湯の中でゴボゴボおぼれて死にそうになったときや!
で、レストランの方に塩の産地を確認すると、
「お客様。それはたいへん貴重な、ヒマラヤの岩塩でございますよ」
へへええ。
はい。私がおぼれたのはまぎれもなく、インドのヒマラヤ地方の温泉でした、とさ。
・・・・・・・・・

ヒマラヤ標高4000メートルでシャボン玉はふつうに飛ぶか?を実験中の娘(当時小3)。結果は、さてどうだったでしょう。鼻の中がパリパリして、どんなにおいがしてたかなんて忘れてるけど、またどこかで「あっ」と呼び覚まされるにおいに出会うのかな。あるいは現地に再来して「これだ」って思うのかな。
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2010年3月11日

「子どもを増やさなきゃヤバい」と騒いでる日本と逆に、「出生数を抑えなきゃ」と1979年から一人っ子政策を実施した中国。この若いパパ世代はすでに一人っ子がほとんどで、この女の子がおばあちゃんにとっては唯一の孫。4人の祖父母にたった1人の宝物です(上海にて)。
・・・・・・・
くどいようですが、子どもにはやっぱりお金がかかるという話。
わんこそばみたいにチャカチャカどんどん喰われていって、まるで際限がないって感じですね。ふう。
・・・・・・
でもね、だからといって。
「てことはさ、やっぱり[子ども手当て]をもらえたほうがありがたいってことじゃん」……なんて、言わないでもらいたいのであります。
そうですとも。むしろこんな現状だからこそ[子ども手当て]なんていらんのです。
だってね。中学生のスポーツドリンク代に消えてなくなるほどのお金を月々もらったところで、誰が「わ~い♪子ども生もう♪」なんて思うんじゃい、ではありませんか。
なにもお金を馬鹿にしているわけじゃありません。
たかが私一人のお金では柱一本すら立てられないが、多くを集めれば何本も立てて橋をかけて川を渡ってメリットを共有することができる。それが税金ってものならば、なぜそれをわざわざバラバラにして撒くのか、さっぱり理解できんのです。
・・・・・・・・
少子化の大きな要因がお金であることは明らかですが、核心は[お金をさらに掘り下げたところ]にあると思うのですが。
すなわち。

ところが。

↑ここです。結局ここんとこがネックになってるんじゃないでしょうか。
・・・・・・・・・
金銭的に余裕がある人はともかく、いわゆる並の会社員や商売人は夫婦ともに働かなければ子どもを育てあげるのは経済的にきつい。あるいは不安感をともなうのが現状です。片親であればより切実で、なにがなんでも育児と仕事を両立させなければなりません。
ということはですよ。はっきりいって、少子化対策なんて簡単じゃないかと言いたいのです。要するに親が働き続けられたらいいんですよね。
そのためには、次の策が有効だと私は考えます。
①保育園
②37.5度以上の熱を出し保育園で預かってもらえない子供の受け入れ施設(病児保育)
以上①②を充実させればいい。
どうでしょう。シンプルな話だと思うのですが。
・・・・・・
保育園だけでは不十分で、①②の両翼がそろうことが重要なんです。
だって、熱を出さない子供はいないんだもの(いたら気味悪い)。
念のため説明しておくと、一般的に保育園では体温が37.4度を0.1℃でも超えたら子どもを預かってもらうことはできません。朝の登園時にはセーフでも、昼に37.5℃なら即職場に呼び出しがかかり、保護者は仕事を中断して保育園へ迎えに行かなければならない。

37.5℃のライン、これが定められているのは仕方ないと思いますが、つまり子どもが[必ず熱を出す生き物]である以上、必ず保護者の仕事には支障がでるわけです。
肩たたきにあいやすい。自主的に辞職せざるをえない。仕事にならない。たとえ理解ある職場でも、フリーランスであっても、親としてはビクビクです。特に女性の就職が難しいのも、[子どもがいる人は急な欠勤や早退が多い]と敬遠されるからです。
子どもが生まれると収入が下がる→第二子・第三子の出産が難しくなる。
これが少子化のすべての原因ではないにせよ、けっこうな多数を占める典型ケースであることは否めないでしょう。
・・・・・・・・・
保育園はほんとうにありがたい。②の施設も、なかった時代を考えればあること自体が素晴らしい。
しかし現代日本(特に都市部)では、まったく足りないというのが現状です。
特に②の施設(病気や病気からの回復期の子どもを預かる施設=病児・病後児保育)は、たとえば私が住んでる区だと保育園数約90園に対しわずか6軒(一軒あたり10床前後)と少なく、さらに予約が必要・医師の診断書が必要・はしかなど感染性のある病気のときは不可と利用しづらい(利用のしようがない)要素だらけで、なんとうちの場合は娘が保育園にいた6年間、とうとう一回も利用できなかったのでした。誰かの手を借りたくて泣きそうな日々だったにもかかわらず(ご近所とは協力しあってたけど、相手に子どもがいると、病気の子どもは預けられない)。
[子どもが小さいときの数年間ぐらい、なんとか乗り越えなきゃ仕方ないでしょ。ファイト!」といった声は、少子化問題の観点でいえば若干ピンがずれていると思います。
たとえば正社員として働いていた女性が子どもを生んで退職した場合、たとえ数年後に復帰しようと考えても以前と同じ水準の待遇(給与・福利厚生)の仕事につくのは――もちろん人によるとはいえ――難しいのが現状。①②の不足は、たんに育児期間だけの問題でなく、親のその後(収入・働き方・生き方)までをも左右する。

・・・・・・
「本当はもう一人生みたかった(生みたい)」という声はしょっちゅう耳にするのです。
これらが[働き盛りでまだ子どもを生める年齢層の子持ちカップルの声]というところがミソではないでしょうか。
政府に「国のお金で食わせてくれ」と言ってるわけじゃない。
基本的には「働かせてほしい、稼がせてほしい、子どもを生ませてほしい」と言ってるのです。
現状が改善されたら、歯車は各自でまわしはじめる。そこまでが、税金・行政の力でなんとかなるのなら。
・・・・・・
とにもかくにも、少子化対策に有効なのは①と②の整備。病院と薬局、パチンコ屋と景品交換所、みたいにセットで。
それ以外の対策なんて今はいらないってくらいじゃん、というのが私の意見です。
・・・・・・
「ふん、これだから素人は。そのインフラ整備やランニングコストにどれほどお金がかかると思ってるんだ」、という声も聞こえてきそうです。
そうですよね。とんでもなく巨額の税金と時間と労力が、きっと必要になるんでしょうね。
とはいえ。たとえ[子ども手当てをバラまくほうがよっぽど安あがり]だったとしてもですよ。
何兆円も使ったのに効果ゼロで国が破綻しちゃうより、よっぽど希望があると思うんだけどなあ。

北京の町を案内してくれた優秀ガイドのワンちゃんは、天津からの出張中。ケータイの待ちうけ画面にしている2歳の娘さんの写真を、嬉しそうに見せてくれました。共働きが当たり前の中国ではとうぜん①②体制がしっかり整えられているから「何の問題もないですよ」。
・・・・・・
参考までに、子どもにかかる費用のわかりやすい資料はこちら↓(2008年発表の資料ではありますが、内閣府が公開してる国民白書よりわかりやすいかと)
http://www.kodomo-ouen.com/data/02.html
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2010年3月8日
娘が[新しい靴と小さめのバッグが必要」と言い出しまして、父娘で神保町で買ってきました。シューズ6990円(セール品)+バッグ8000円(プロパー)=1万4990円。[小腹がすいた」と食べたラーメン750円×2=1500円。ふたりの交通費1360円。けなげに待ってたお母さま(妻)へのおみやげなし。
日本の将来および私の明日の暮らしに直結する話題。ずばり、子どもにかかるお金の話です。
みみっちいとか自分には子供がいないから関係ないとか言わずに、まあ聞いてやってください(日本の国土に住んで税金払ってる人ならあながち無関係ではないし。少子化に直結してますから)。
うちは子供が一人ですが、それでもかなりお金がかかると痛感してます。「子どもって息を吸うだけでお金がかかるんかあ~~」ってぐらいの気分。
・・・・・・
娘が中学に入学したのは約1年前の春。
すっかり文化系だと思い込んでたのに「ソフトボール部に入りたい」と言い出しました。ほおお。スポーツ・汗・青春、いいじゃないか。
しかし頭の回転の早い母は思いました。
待てよ。ソフトボールって、やたらたくさんの道具が必要じゃなかったっけか。
というわけで娘に言いました。「陸上部にしときなさい」
ところが。生まれてから約13年間わがままを2回しか言ったことのない娘がこのときばかりはガンとゆずらず―――「絶対にソフトボールがええねん」
というわけで、お嬢さまは晴れてご希望のソフトボール部に入部されたのでした。ぱちぱち!(@@;)/♪
・・・・・・
覚悟してた範囲とはいえ、それなりにまとまった出費はじゅうぶん「いたた」。しかも、私は運動をしたことがないので知らなかったんですが、運動部って初期費用だけでは済まないんですね。
●試合に出場するための交通費(グラウンドがある場所=遠方)
●スポーツドリンク(毎日1リットル)
●合宿費(参加しないわけにはいかない)
●「メガネは危ないからコンタクトレンズにしなさいって言われた」→使い捨てのワンデーアキビューに移行→1ヵ月約7000円(年間8万4000円)
などなどね・・・・
・・・・・・・・・
そんなある日。保護者の茶話会でたまたま部活にかかるお金の話になり、私が「陸上部だと必要経費はシューズ代だけで済むのでしょうか?」みたいな話に触れたとたん、そこにいた保護者ズのみなさんがいっせいに・・・

以下、陸上部の娘さんを持つお母さんの話。
「一足1万4000円のシューズを毎月一足買わされます」
えーっと・・・それ、[一年に一足]の間違いでは?
「いえいえ。一ヶ月で一足履きつぶしちゃうんですよ~~」
ひいーっ。14000円×12足=シューズだけで年間16万8000円???
「夏の合宿のときもね、宿舎で洗濯してる暇がないって、白のTシャツを20枚買わされました。陸上用のスパッツもソックスも消耗品ですし」
あわわわ。
「食費もかかりますよね。牛乳は水みたいにがぶ飲みだし、家に帰ってきたら夕飯前に菓子パン3個。それでも本人は太らないようにひかえてるらしいんですけど。あと、成長期で骨がうずうずするらしくて、しらすごはんが欠かせない」
そこで保護者ズから「しらすって高いのよね~」という声があがるあがる。
「あと遠征費・試合の出場費・整体・医療費・湿布代・・・」
ぎゃ―――!! もうわかりました、私が悪かったですごめんなさ―――い!!!
ちなみにそのお嬢さんは東京都大会でも優秀な成績をあげているホープ。有力選手だからよけいに費用がかかるみたいなんです。でもでも、たとえそうでなくてもねえ。
・・・・・・
結論。
「陸上部ならシューズ代だけで済む=安あがり」は、間違いである。
ちーん。
・・・・・・
それに比べれば、わが家の生半可な弱小ソフトボール部員のほうがはるかに安上がりってことです。
娘にその話をすると、ふふんと得意げな顔になり、
「そーだよかーさん。部費だってね、ソフトボール部は学校でいちばん安いんだよ。吹奏楽部なんて一ヶ月に部費だけで7000円だってよ」
ねえみなさん。この話題もう疲れましたよね。わたひは疲れまひた。
要するに、うちの娘はむちゃくちゃ安上がりってわけじゃなくても、かなりマシな部類に属するってこと。
子どもにはやっぱりお金がかかるんですね。二人も三人も四人もいるご家庭は、どれだけ大変だろうと思うわけです。
・・・・・・
娘よ。同じやるなら、ソフトボール一生懸命がんばりなさい。
ただしあんまり強くなっちゃうとなんか大変そうだからさ、えーとその、そこそこ充実感をもって一生懸命後悔のないように青春を謳歌して・・・↑なにを言っとるんだ。
まあ今のところ、[強くなりすぎる]心配は、まっっったくなさそうですけどね。たはは。
・・・・・・・・・・・・

うちの夫は男三人兄弟。よりにもよって全員スポーツをやっていた。その母親(姑)から聞く、彼らが中高生だったときの話→[牛乳屋さんが車で2~3日ごとに売りにくるんだけど、一回につき1リットル×16本ぐらい買うから、ちゃんとうちの前で停まってくれたもんだよ。三男(夫)は朝からジンギスカンを焼いて食べて、学校から帰ったらじゃがいも一キロをトースターで焼いておやつに食べて、ばんごはんのあとには1リットル入りのバニラアイスを父親と自分それぞれ一個ずつ抱え込んで早食い競争してたねえ。米はどれぐらい買ってたかねえ・・・えーと」・・・聞くたびに耳をふさぎたくなる、中途半端な怪談よりよっぽど怖いお話です。
・・・・・・
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2010年3月5日
ちゃんと3月3日中に箱にお戻りいただきましたよ。大事なお顔を保護するカバーは、買った時についていた和紙がボロボロになってしまったので、ある家庭用品で代用。何かわかります? 答えは最後に。
・・・・・・・・・・・・
ひな人形の写真をアップしたら、各方面から異口同音の反応が寄せられました。
「ねえねえ。あのひな人形、普段いったいどこに収納してるの?」
そう質問してくるのは、我が家を少なくとも一回以上は訪れたことのある人たち。
そう。うちのマンションの部屋が狭いので、年間11ヶ月出番のない雛人形―――しかも五段飾り―――があの家のどこかに収納されてるなんて考えられない、と思われるのでしょう。
というわけで各位、お答えします。
森家がひな人形を保管してるのは、ずばり、押入れの天袋でございます。
ねっ、いたってふつうでしょ?
・・・・・・
ところがたいていの方は、ここで「ええっ、そうなの?」と首をかしげる。
うちの収納らしい収納は一間半の押入れ+天袋ひとつだけで、しかもそこを家族三人分の衣類のクローゼットとして使ってるので、ひな人形が入ってるのは意外と思われるのかもしれません。
「実家やトランクルームに預けてるのかと思ったわ~」なんて方も多い。
でもダントツで言われ頻度が高いのはこれ↓

「下に住んでる201号室のハギモトさんが気づかないように、密かに床下収納を掘り下げてるんじゃないか」
「隣の302号室が、じつは年々狭くなっていってるんじゃないか」
・・・・・・・・・
たしかにね。わかるんですよ。森家って狭いのに、いろいろ出てくるもんね。

季節おりおり。インドやら中国やら和ものやら。
電動式ドリルに、東急ハンズ並みのステイショナリー群、焼肉の鉄板。
テントやら、湯たんぽやら、旅のタイプ別に適応するバッグ各種やら。
本だって、『ぐりとぐら』『毛沢東選集』『スワヒリ語辞典』『ケンタロウ/ドカンと、うまいつまみ』『楳図かずお/へび女』など、中途半端な図書館よりよっぽどバリエーションが豊富。
不思議がられるのは無理もないんですよ。
でもまあなんとか収めなきゃ暮らせないし、実際なんとか収めてるから暮らせてるわけです。
・・・・・・・
あの、ふと思ったんですが。みなさんこの件についてもっと森さんを誉めるべきじゃないでしょうか。
「森さんって収納上手なんだね!」とか、「いよっ、収納スペースの錬金術師!」とか。
だって「あるはずのない家からひな人形五段飾りが!」って、もはや称賛に値する特殊能力なのでは?!
ちまたでは「モノを持たないシンプル・ライフ」がもてはやされているようですが、わたくしのような「モノにまみれて満喫ライフ」の需要と関心だって、あっておかしくないではありませんか。
おほん。
というわけで、激励の言葉、取材のお申し込み、お待ちしております。
・・・・・・・・・

収納の取材は一回だけうけたことがあります。あっ、そういえば。ある女性誌から「収納のプロのアドバイスによって森さんの家の収納が見違えるほど快適になったというビフォー・アフター企画をしたいんです」という依頼がきたことがありましたわ。ところが見本として現状写真を送ったら、後日編集者から「収納のプロの先生が写真を見て、この森さんという人には独自の収納セオリーがあってすでに完成されてるから改造のしようがないとおっしゃって」と、要するにボツになったのであった・・・・ははは。誉められたのでしょうか?

冒頭のこたえ。ひな人形を収納するさいカバーに使ってるのは不織布のお茶パック。袋状になってるから、すっぽりかぶせることができて便利です。
・・・・・・・・・・・・
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2010年3月3日
みなさま~今日はひなまつりですね♪
おや? ひな人形の中に見知らぬ人影が・・・。
はい、みなさまがうんざりするぐらい当ブログに登場している、セルビア共和国の歌姫マリヤ・シェリフォヴィッチMarija Serifovicさんで~~す!
マリヤちゃんの最新アルバムのCDが、はるばるセルビアから届いたんです♪(^^)/

セルビアの友だちと駆け引きをして、ちゃんと私なりにCDぶんの労働を献上して(+ちょっぴり脅迫)送ってもらったんですよほほほほ~♪
なんでもかんでもダウンロードやユーチューブからのコピーで済まそうとするイマドキの若者よ、現ブツにこだわる昭和人の執念をちょっとは見習ってみそ。
ちょっとご覧頂こうかしら。

2008年の前作が「Ni sam andeo(私は天使じゃない)」だったのに、今回のタイトルは「andeo(天使)」ですって。意味深だわ。挑発的だわ。世間に叩かれすぎてちょっと人間不信に陥ったひねくれマリヤちゃんらしいタイトルだわ♪

歌詞カードも挑発的。といってもこれ↑はストレートなマリヤらしいイメージ。
挑発的なのはこっち↓

マリヤちゃんこわい~~~~!
どうです。ここまでスカート似合わないと、むしろ感心でしょう。インパクト強すぎて、もはや成功しているスタイリングの好例と言えるでしょう。
・・・・・
というわけで、わが家ではお祭り騒ぎです。
・・・・・・
じつは私はね。
マリヤちゃんファンの間では有名人なのです。私を知らない人間はモグリとまで言われている。
ふふふ。こう言っちゃなんだけど、マリヤにとっても「日本にクレイジーなファンがいる」ってのは誉れなわけで、テレビや雑誌で「日本からわざわざ私のCDを買いにきて、ステージを観に来たファンもいるんですよ」なんて自慢することもしばしばなんざんす。
芸能人にとって、そういう世間体ってけっこう大事でしょ。だからね、ちゃんとわきまえた賢い日本人は、ファンやマリヤが交流するインターネット上の掲示板に写真を貼り付けてさしあげるのです。↓こういうの。

↑Zdravo,Ja sam crazy Japanka Juko (毎度おなじみクレイジー日本人ユーコでえす!) Marija just arrived to Tokyo!!! I’ve got the latest Marija’s CD Andeo(マリヤの最新作ついに東京でゲット!). Volim te puno(愛してま~す)
するとセルビア+周辺国のファンから「ユーコ、やったね!」「東京にもファンがいるなんてすごいね」という反応の嵐になる。マリヤもファンも盛り上がり、私もファン冥利につきるわけです。なんだかんだいって、セルビアをはじめ欧州の人たちにとっては日本は遠い極東の異国ですものねえ。
ただね。
つい関西人の血(サービス精神)が騒ぎ、その後サービスのつもりでつけた写真群(↓こういうの)については・・・・・・
↑①転んでも転んでも起き上がるジャパニーズ・ネバー・ギブアップ人形「だるま」で「叩かれても叩かれても立ち上がる不屈のマリヤ」を模し、燃える岩も再現してマリヤのロック性を表現。
↑②まだ日本に来たことないマリヤへの「来てね」の願いをこめ、アジアにいるマリヤをシミュレーション。
↑③同性愛疑惑をはじめとするスキャンダルで叩かれまくりのマリヤちゃんの状況をあえてパロディ化、「がんばって」という気持ちをこめた大人のユーモア写真
・・・・どうです。力作ぞろいでしょう。ところが「いいじゃん!大うけ」と反応したのはポルトガルのファンわずか一名。
あれ。ど、ど、どういうこっちゃ。
というわけで、極東の孤独なファンは
「欧州人は冗談が通じんのや」と、吼えているのでありますが・・・・・・・・・・・
あのー、どうでしょう。やっぱり私がファンとして間違っているのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・

菱餅は、なんとご近所さんの新潟のご親戚がついてくださったものを毎年いただくのです。お米も田植えから育てた手作り。なんという贅沢。

ちなみにマリヤ・シェリフォビッチ新作を聴いた感想は、言いたいことはいろいろあるけど、「私はやっぱり彼女の声が好きだ、心底好きだ」ということでございました。そんな声に一生の間に出会えた幸せ。
・・・・・・・・・
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2010年3月1日
女性諸君へ。
「どんな男性が好みのタイプ?」と聞かれたとき。さて、あなたはどう答えますか?
私の場合、たいていは「外観が重要。自分が好きな外観がいちばん」と答えます。

でですね。中一の娘に聞いてみたところ、かえってきたのが
―――「うーんとねえ。ちゃんと働く人。ちゃんと仕事ができる人」
という答えであった。ふーむ。なかなかいいとこついてるじゃないかと思ったのであります。
・・・・・・・・・・・
たしかにそうです。自分のパートナーが、いくら男前だろうが優しかろうが家事や育児に熱心だろうが、仕事っぷりがいまいちだったら確かに「んんん」だなあ。「就職してる・してない」「収入が高い・低い」ではなくて。ギャランティが発生する生業(なりわい)の仕事についた場合、きっちりお役目をまっとうできるか。いくら口でいいこと言ってても、正義感が強くても、ちゃんと自分がやるべき仕事ができない人には説得力がないもん。
まあそれは男も女も同じだし、自分でも肝に銘じなければなりません。
でもね、ここではあくまでも「好きなタイプの異性」という話。
・・・・・・・・・・・・・
先日、友人の、エッセイストで占い師の向真希(むかいまき。エッセイスト名=向山昌子)とともに、その日お世話になった男性Oさんの仕事っぷりにほれぼれしたのです。
向真希、帰り道にひとこと。
「癒される~~~」
逆に言えば、そんな風に思える機会があまりないってことでしょうか。
・・・・・
というわけで、思いつきで作ったシリーズ、癒しの「できるくん」年鑑。
私が癒された「仕事ができる男性」を勝手に不定期に紹介して、みなさんにも癒されてもらおうと思うのです。
第一回は、うちでリースしてるコピー機のメンテナンスに来てくれてる男性。前回「本の読み方と血液型の関係について」で登場したAB型のジョニーくん(仮名)です。

彼がこのブログを見ることはまあないと思うので、安心してご紹介。
ひとことで言えば、ジョニーは実体験の男。
「あ、それ、○○らしいですね」「○○だそうですよ」と、どこかで読んだり聞いたりしたものとしてリアクションする人が多い中、ジョニーは「あ、それ、○○です」「あ、それ、○○でした」と断定する。なぜならば、ジョニーは口だけでなく、あらゆることをちゃんと実体験として経験済みだからだっ。
・・・・・・
見た目はずばりチャラ男系なので、私はこう聞くわけです。「焼けてますね。日サロですか?」・・・・・・するとジョニーは

休日はもっぱら波乗り。しかも相当レベルが高いもよう。
「オーストラリアに憧れてる伝説のプロ・サーファーがいて、会いに行って、しばらく修行させてもらってたんです」
・・・・・・・・・・・・
野球の話になったとき。ジョニーはでしゃばってベラベラしゃべるわけではないが、かなり詳しそうだなと感じ取ったので、聞いてみると・・・
なんと高校野球で甲子園に行きかけて、決勝戦で泣く泣く負けたらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・
またあるときは。私が好きなミュージシャンから音楽以外のことでも影響を受けたという話をしたら、「わかります」と具体的な事例をあげてきて、やたら音楽に精通してるなあと問い詰めると・・・
メイン・ボーカルとギターを担当。なんとメジャーデビュー一歩寸前までいったらしい。推測するに、どうやらグルーピーも出没する人気バンドだったみたい。ぜったいモテたと思う。
・・・・・・・・・
殴りあうほどのケンカの経験が少ないイマドキの男子は手加減の仕方を知らないから、いざキレたら怖い・・・・というような話になったとき。あなたはどうだ、殴る蹴るの案配をわかってるかと聞いたところ、「あ、それは大丈夫です。どこまでやったら人が死ぬかはわかってます」と答えて、そして・・・

ケツとは、暴走族の最後尾担当のことらしい。敵対する族を追っ払ったり、追いかけてくるパトカーのフロントガラスを鉄パイプで叩き割って威嚇する担当で、先頭の「切り込み」(赤信号の交差点につっこむ特攻隊長)と同じく、実力と根性がある者だけが任される、族にとっての花形ポジションという。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とにかく、彼の言動のはしばしに、ジョニーなりの「かっこいい」の美学のようなものが感じられるわけです。実体験を経たものだけが持つ説得力をともなって。
でもね、重要なことはね。
彼がコピー機のメンテナンス、エンジニアー、営業として、腕が立つということです。
これまでこの業種では何人にもお世話になったけど、コピー機の部品をカッターで削って私にとってベストな使い心地に調整してくれたのも(ふつうは「無理ですね」「メーカーに出さないとね」といった対応)、機種変更のときにベストな機種を探してきてくれたのも(私ごときの低額ユーザーに対してはそこまでやらない人が多い)、彼の後輩が担当してトラブルが生じたときに真っ先に菓子折りを持って飛んできてくれたのも(それが必要だと判断したのだろう)、ジョニーその人であった。
私はコピー機の担当者に、愛想がいいとか、話しが面白いとか、そんなこたあ期待してないんです。
私が快適にコピー機を使えたらいい。困ったことがあればちゃんと対応してくれる技術と、私にとって何が問題かをちゃんとわかってくれること。以上。
みなさんのまわりの「癒しのできる君」も、ぜひ教えてくださいねっ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

向真希としての初めての本が出た!『恋&お金の運気をつかむ 星座が教える ハッピーミュージック』(ヤマハムックシリーズ/税込み838円)
『アジアごはん紀行』『持たない生活』(晶文社)ほか多数のエッセイを出版してきた向山昌子が、占い師・素敵な生き方プロデューサー・向真希として初めて書いた占い本です。ふだん私たちが目にする星占いはほとんどが太陽星座ですが、この本では恋やお金をつかさどる金星の動きを基準にした金星占星術で、各星座のラッキーアイテム・音楽・色・運勢などを指南しております(たとえば私はおうし座だけど金星占星術ではかに座)。太陽暦ではなく、体と心のバイオリズムに深く関係のある月のめぐりを基準にした太陰暦の「ムーン・カレンダー」も。へええと頷く具体的なアドバイスと発見が満載のムックです。
↓向真希のブログ『向真希のほろっとスコープ』
http://maki-scope.cocolog-nifty.com/blog/
↓向真希が鑑定出演している占いハウス『中野トナカイ』のサイト→『笑う出産』でおなじみの漫画家で占い師のまついなつきさんの占いハウスですよ。
『ハッピーミュージック』は全国の書店や下記からも買えます。
セブン&ワイ http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102885464/subno/1
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