女性諸君へ。

「どんな男性が好みのタイプ?」と聞かれたとき。さて、あなたはどう答えますか?

私の場合、たいていは「外観が重要。自分が好きな外観がいちばん」と答えます。

mydarling

でですね。中一の娘に聞いてみたところ、かえってきたのが

―――「うーんとねえ。ちゃんと働く人。ちゃんと仕事ができる人」

という答えであった。ふーむ。なかなかいいとこついてるじゃないかと思ったのであります。

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たしかにそうです。自分のパートナーが、いくら男前だろうが優しかろうが家事や育児に熱心だろうが、仕事っぷりがいまいちだったら確かに「んんん」だなあ。「就職してる・してない」「収入が高い・低い」ではなくて。ギャランティが発生する生業(なりわい)の仕事についた場合、きっちりお役目をまっとうできるか。いくら口でいいこと言ってても、正義感が強くても、ちゃんと自分がやるべき仕事ができない人には説得力がないもん。

まあそれは男も女も同じだし、自分でも肝に銘じなければなりません。

でもね、ここではあくまでも「好きなタイプの異性」という話。

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先日、友人の、エッセイストで占い師の向真希(むかいまき。エッセイスト名=向山昌子)とともに、その日お世話になった男性Oさんの仕事っぷりにほれぼれしたのです。

向真希、帰り道にひとこと。

「癒される~~~」

逆に言えば、そんな風に思える機会があまりないってことでしょうか。

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というわけで、思いつきで作ったシリーズ、癒しの「できるくん」年鑑。

私が癒された「仕事ができる男性」を勝手に不定期に紹介して、みなさんにも癒されてもらおうと思うのです。

第一回は、うちでリースしてるコピー機のメンテナンスに来てくれてる男性。前回「本の読み方と血液型の関係について」で登場したAB型のジョニーくん(仮名)です。

johnny1

 彼がこのブログを見ることはまあないと思うので、安心してご紹介。

ひとことで言えば、ジョニーは実体験の男。

「あ、それ、○○らしいですね」「○○だそうですよ」と、どこかで読んだり聞いたりしたものとしてリアクションする人が多い中、ジョニーは「あ、それ、○○です」「あ、それ、○○でした」と断定する。なぜならば、ジョニーは口だけでなく、あらゆることをちゃんと実体験として経験済みだからだっ。

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見た目はずばりチャラ男系なので、私はこう聞くわけです。「焼けてますね。日サロですか?」・・・・・・するとジョニーは

johnny2

休日はもっぱら波乗り。しかも相当レベルが高いもよう。

「オーストラリアに憧れてる伝説のプロ・サーファーがいて、会いに行って、しばらく修行させてもらってたんです」

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 野球の話になったとき。ジョニーはでしゃばってベラベラしゃべるわけではないが、かなり詳しそうだなと感じ取ったので、聞いてみると・・・johnny4

なんと高校野球で甲子園に行きかけて、決勝戦で泣く泣く負けたらしい。

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またあるときは。私が好きなミュージシャンから音楽以外のことでも影響を受けたという話をしたら、「わかります」と具体的な事例をあげてきて、やたら音楽に精通してるなあと問い詰めると・・・johnny3

メイン・ボーカルとギターを担当。なんとメジャーデビュー一歩寸前までいったらしい。推測するに、どうやらグルーピーも出没する人気バンドだったみたい。ぜったいモテたと思う。

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殴りあうほどのケンカの経験が少ないイマドキの男子は手加減の仕方を知らないから、いざキレたら怖い・・・・というような話になったとき。あなたはどうだ、殴る蹴るの案配をわかってるかと聞いたところ、「あ、それは大丈夫です。どこまでやったら人が死ぬかはわかってます」と答えて、そして・・・

johnny5

ケツとは、暴走族の最後尾担当のことらしい。敵対する族を追っ払ったり、追いかけてくるパトカーのフロントガラスを鉄パイプで叩き割って威嚇する担当で、先頭の「切り込み」(赤信号の交差点につっこむ特攻隊長)と同じく、実力と根性がある者だけが任される、族にとっての花形ポジションという。

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とにかく、彼の言動のはしばしに、ジョニーなりの「かっこいい」の美学のようなものが感じられるわけです。実体験を経たものだけが持つ説得力をともなって。

でもね、重要なことはね。

彼がコピー機のメンテナンス、エンジニアー、営業として、腕が立つということです。

これまでこの業種では何人にもお世話になったけど、コピー機の部品をカッターで削って私にとってベストな使い心地に調整してくれたのも(ふつうは「無理ですね」「メーカーに出さないとね」といった対応)、機種変更のときにベストな機種を探してきてくれたのも(私ごときの低額ユーザーに対してはそこまでやらない人が多い)、彼の後輩が担当してトラブルが生じたときに真っ先に菓子折りを持って飛んできてくれたのも(それが必要だと判断したのだろう)、ジョニーその人であった。

私はコピー機の担当者に、愛想がいいとか、話しが面白いとか、そんなこたあ期待してないんです。

私が快適にコピー機を使えたらいい。困ったことがあればちゃんと対応してくれる技術と、私にとって何が問題かをちゃんとわかってくれること。以上。

みなさんのまわりの「癒しのできる君」も、ぜひ教えてくださいねっ。

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向真希としての初めての本が出た!『恋&お金の運気をつかむ 星座が教える ハッピーミュージック』(ヤマハムックシリーズ/税込み838円)

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『アジアごはん紀行』『持たない生活』(晶文社)ほか多数のエッセイを出版してきた向山昌子が、占い師・素敵な生き方プロデューサー・向真希として初めて書いた占い本です。ふだん私たちが目にする星占いはほとんどが太陽星座ですが、この本では恋やお金をつかさどる金星の動きを基準にした金星占星術で、各星座のラッキーアイテム・音楽・色・運勢などを指南しております(たとえば私はおうし座だけど金星占星術ではかに座)。太陽暦ではなく、体と心のバイオリズムに深く関係のある月のめぐりを基準にした太陰暦の「ムーン・カレンダー」も。へええと頷く具体的なアドバイスと発見が満載のムックです。

↓向真希のブログ『向真希のほろっとスコープ』

http://maki-scope.cocolog-nifty.com/blog/

↓向真希が鑑定出演している占いハウス『中野トナカイ』のサイト→『笑う出産』でおなじみの漫画家で占い師のまついなつきさんの占いハウスですよ。

http://tonakai.her.jp/

『ハッピーミュージック』は全国の書店や下記からも買えます。

セブン&ワイ http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102885464/subno/1

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森優子 著者近影

森優子 もりゆうこ/Yuko Mori

旅行コラムニスト/イラスト・エッセイスト。1967年大阪生まれ。大阪芸術大学美術学科卒

学生時代、サハラ砂漠を歩いているときに出会った人物にスカウトされて上京、ガイドブックの編集事務所に就職。93年独立、イラストを含めた執筆活動をスタート。ユーモラスで地に足の着いた旅行術&生活術は、「そうそう」「あるある」「なるほど」という多くの共感を読者から得ている。現在は東京都内にて中学生の娘・夫との三人暮らし。訪れた国は約40カ国。

森優子の最新著作

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