2010年7月27日
超かわゆいでしょ~ん。2010年元旦生まれのレナ。生後約8ヶ月。うちの隣町に暮らすセルビア人+日本人カップルの間に誕生したかわいこちゃん。ママのおなかにいたときから見守ってきた私にとっては、もはや孫なのよ孫。
…………………………….
友人のフリー編集者Tから「撮影のモデルになってくれるかわいい赤ちゃんを探しているのだが」という打診がありまして。
だから即答したのです。
「何を寝ぼけたことを言っているのだ。かわいい赤ちゃんといえばレナしかおらんわい」
というわけで、にわか半日マネージャーとなったわたくし。
お豆腐みたいにやわらかいレナをおべべにくるみ、べっぴんママとともに運んだのです。
所は渋谷某所の、おっしゃれ~なハウス・スタジオ。
さいわい始終ご機嫌で、4カットの撮影はさくさく進行。

レナが笑うとみんなが笑う、和やかな現場。
撮影後に編集者Tから送られてきたメールには、「子どもってすばらしい。みんなが優しい笑顔になる」。

↑「むわははは、私の手柄」とご満悦の敏腕マネージャー(く、黒い)。
レナが登場する本が完成したら報告しますので、孫じまん、また聞いてやってくださいまし。
・・・・・・・・・・・・・・・
いや、じつはね、レナは日本人のパパにそっくりなんですよ。
セルビア人のママから日本人にそっくりな赤ちゃんが生まれてくるんだから、つくづく遺伝子ってすごいものだと、レナの顔を見るたびに痛感しておるのです。
ここで、遺伝についての話を少し。
数ヶ月前にレナがセルビアに里帰りしたとき、セルビア人たちに何より驚かれたのは↓

↑レナの背中の蒙古斑(もうこはん)だったそうな。
蒙古斑はモンゴル・日本を筆頭とする東アジアのいくつかの民族、アメリカ先住民など限られた民族だけに見られる(可能性がある)現象らしいので、蒙古斑の知識も見た経験もない欧州の人にとっては「何これ?」な現象なわけですね。
いっぽう、逆に日本人にとってびっくり仰天なのは、あちらの赤ちゃんは生まれて3~4ヶ月ぐらいで頭髪がいったんすべて抜け落ちるってこと。

あちらの方たちにとっては「抜け落ちるからこそその後(生後9~10ヶ月ごろ)に美しい髪が生えてくる」という、いわば常識らしいんだけど。
参考までに見てみると。たしかにね。こんな↑ふさふさ級の赤ちゃんって、ヨーロッパでは見たことないもんね。
だからレナのママは初めて日本に来たとき、「赤ちゃんに髪がたくさん生えている!?」って、驚いたんだそうな。
やっぱり同じ人間でもいろいろ違うものなんですなあ。
・・・・・・
そして面白いのは、レナには蒙古斑と髪の抜け落ち、どちらの現象もしっかり現れたってことであります。
髪が抜け始めたのは生後6ヶ月ごろで、ピュア・セルビア人より少し遅めではあったらしいけれど。
パパとママ、日本とセルビア。
レナは二種類の民族の遺伝子と、そしておそらく文化も継承しつつ、これから大きくなって行くのでしょう。楽しみだねえ。
・・・・・・

オーストラリア人と結婚した同級生が、生まれた子どもをハーフと呼ばれることには抵抗があると言っていた。「うちの子はハーフ=半分じゃない。ふたつを併せ持った、ダブルなんだから」

あまりにもわかりやすすぎた、遺伝子のすごさを物語る懐かしのエピソード。どう見ても、夫はこの男女の間に生まれたミックスなんだ。初対面だから一応おしとやかにしようと思ってたのに、笑いをこらえるのがどれほど苦しかったことか。
・・・・・・・
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2010年6月25日
勝ちましたね、サムライJAPAN! デンマーク相手に3点、お見事っ。
気持ちのいい試合で本当によかった。
というわけで、みなさん寝不足ではないかと思うんですけど。
私はね、ええ、はい、寝不足ですとも。
以前はW杯をわざわざ観戦したことってなかったんだけどなあ。
くどいようですが、セルビア・チームのこと。
今朝の日本vsデンマークの24時間前に、セルビアvsオーストラリア戦が行なわれていたんですよ。
観戦したんです。スポーツ・バーなる所へ出向いて。
そんな所へ行くなんて生まれて初めてだったけど、地上波では放送されない試合だったから、観る手段はそれしかなくてね。
・・・・・・
連れは前回の6月18日同様、熱烈セルビア・サッカーきちのM夫妻。
草木も眠る午前3時、万難を排して待ち合わせ場所に集合したのです。


ああ、ミーハーはかくも愚かで純真なり。
そしてたどり着いたスポーツ・バーで、我々はセルビアチームを見守ったのです。

ほかの試合の解説や歓声を聞きながら、視覚だけに集中して声援って、まるで何かの修行みたい(?)
・・・
だけど、セルビアは負けちゃったんですよね、今回は。
2対1。どひゃひゃーん。

・・・
残念だった。くやしーです、そりゃ。
けど、やっぱり観て良かった。
この結果をニュースだけで知るんじゃなくてよかった。
M夫妻と応援できてよかった。オーストラリアの選手団に敬意。それにセルビア・チームのサッカーもとても美しかったです。
あー、だけどやっぱり残念だよお。
・・・
こんな感じですっかり朝になった世間の中をそれぞれの帰路についたわけですが、帰宅するとね、セルビア人の友人たちからいくつものメッセージが届いていたのですよ。

日本にいるセルビア人から。現地セルビアから。これが嬉しくてねえ。
それらのメッセージには、「セルビアを応援してくれてありがとうね」という喜びと感謝、そして次の日本チームの健闘を祈る言葉が付け加えられていたからであります。
これらは彼等の素直で、そしておそらく誠の気持ちだと感じて。
応援したり、応援されたり。ささやかながらも、縁があるから。
たかがそれだけのことだけど、なんかいいでしょ。
・・・・・・・・・

そして24時間後、日本対デンマーク戦が行なわれていたとき、日本がゴールをきめたことを私は遠く離れたセルビアの友人から入ったチャット・メッセージで知たのだった・・・(いくつかのメールも入った)。ああ、なんか、21世紀ですなあ。
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2010年6月19日
ちょいと割り込んで、ワールドカップの話題をば。昨夜のセルビアvsドイツ戦。ご覧になりましたか?
行ってきたのです、参加してきたのです、この夜のために西麻布に出現した「セルビア・カフェ」
でね、贔屓目全開で応援したセルビア・チームが
おかげさまで
勝ったよ~~~~~~~~~~~~っっっ!!!
うっひゃー
ブラボー!!
ドイツ応援してた人、ごめーん!
・・・・・・・・・・・・

東京にぽつぽつ散らばるセルビア人と、
なんの因果かセルビア・チームに熱き思いを寄せることとなった日本人が集結


ともに祈り、
嘆き 手に汗にぎり
ピースサインもおそろい セルビア式指三本立てピ―――ス!!


・・・・
んで勝った、1対0!
嬉しかったあ
旧ユーゴ解体の波乱を経て 今年のワールドカップが「セルビア共和国」として初めての出場だった。 サッカー通に言わせれば、「正直なところセルビアに勝ち目はなかった強豪ドイツ」。
人はだから、サッカーから目が離せないのか。


はっきりいってマイノリティ 「ユーコ!」「ひさしぶり!」 なんだかセルビアがらみの集まりで顔見知りが増えてる
だけど 顔見知りであろうとなかろうと関係ないのがサッカーなのね



セルビア・ドイツ、選手&関係者各位。
そこにいた人たちも、家で応援してた人も、海の向こうもこっち側も。
Hvala puno,Volim teeeeeeee (おおきに、好っきやでええええ!)
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「ずっと胃が縮んで痛んで、手が震えてた」 試合終了後、ぐったり歓喜の放心状態・M夫妻。二年前にセルビアが縁で知り合い、今回いっしょに西麻布へ乗り込んだ。セルビア・サッカーの熱狂的ファン。かつて新婚旅行でセルビアくんだりまで足を運び(夫→初海外)、各地で練習場を見学、「ただそれだけで幸せだった」(本人たち談)のに、なななんとあのピクシー(ドラガン・ストイコビッチ=名古屋グランパス監督)と今大会の花形スタンコビッチらに対面できちゃった。あほミーハーの底ぢから。神様はやっぱ、こういう汗のにおいがお好きなんやね。
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2010年2月14日
少なくとも私は、見たことがないのです。「これはたいしたことないな」という民族衣装を。
「民族衣装はどれも民族の誇りなんだから、素晴らしいに決まってるじゃん」といった感情論じゃなくて、単純にファッションとして見たときに。
だってね、中にはたいしたことないものがあってもおかしくないじゃないですか。服作りのセンスや技術がイマイチとか、装飾的なものへの価値観ゼロとか、日本人の目から見ると変だったり。なのにどれもこれもが息をのむほど美しいってのはどういうことか。
うーむ。これって、考えてみればけっこう不思議じゃありませんか?
これはもう、神さまがそれぞれの民族にわけへだてなく
↑って、授けたんじゃないかと思ってしまうほどです。
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写真は、中欧はセルビア共和国の「国立コロ民族音楽舞踊団」のステージ。代々木で見てきたんです。総勢45名の来日公演。
これがもう、最っ高にブラボーで。衣装も超かわいいでしょ? 南スラブの農村の収穫祭や結婚式――すなわち庶民のハレの場――で生まれ継承されてきた歌と踊りなんです。
コロは世界の伝統舞踊団の中でもはえぬきの、「フォークダンスはコロに始まりコロに終わる」と言われるほどの存在だそうで、ダンサーは一流の歌い手でもあり、こぶしきかせて歌うわ踊るわ。要するに最高のフォルクローレ・パフォーマンスを見たわけですな、私は。
何百年も前にも、ヨーロッパの農村でこんな格好でみんなで踊ってたんだと想像したら、なんだか愉快になってきました。
・・・・・・・・・
終演後、会場にいた顔見知りのセルビア人女性に声をかけ、「どうでしたか?」って聞いてみたら、こんな答えが返ってきました↓
「ああ、これだー!って思いましたね。自分の中にあるものが目覚めたり思い出されたり。自分の中にはこれが流れてるんだわってつくづく感じましたよ」
なるほどね。やっぱりそうなんやね。
私の中にわきあがったのは異文化に対するリスペクト。いっぽう、セルビア人の彼女にとってはすんなり魂と呼応するもの(私にとっての盆踊りの河内音頭か)であったわけです。当然と言えば当然だけど、素晴らしいと感じる気持ちは同じでも性質は微妙に異なるってことをあらためて確認したのでした。
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数日前に新聞で読んだ、舞踊家の長嶺ヤス子さん(73歳)のコメントがとても印象的だったんです。
彼女が1980年代にニューヨークで『道成寺』を披露したとき。会場は大喝采に包まれたものの、なんと長嶺さんは踊りながら虚しさを感じていたというのです。あっ、観客に伝わってないなと。
道成寺はご存知、清姫という少女が僧・安珍に惚れたものの裏切られ、怒りのあまり大蛇に化身、鐘に逃げ込んだ安珍を焼き殺すという伝説。日本で上演したさいには観客が人間の情念や業の深さに反応したのに、『ひどい男とは別れたらいい』という感覚のアメリカ人にはそれが理解されないんだと、長嶺さんは肌で感じたというのです。じっさい、終演後のインタビュアーの質問は『何を食べたらそんなにエネルギッシュに踊れるのか?』―――たしか以上のような内容で。
・・・・・・・・・
これを読んだときに、溜飲がやっと下がった気がしたのです。
異なる民族の人と、にっこり笑って握手をするのは簡単でも、すぐにお互いの本質を理解しあえるわけではない。
「人類はみな兄弟、言葉がなくてもわかりあえる」というようなセリフは軽々しく口にできない。
そんな思いを、ずっと抱いてきたからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・
じつはね。ディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」や、かつて宝塚ファミリーランドにあった「世界はひとつ」などの人形アトラクションを見ると、私は泣いてしまうんです。
ロシアのコサックダンス。韓国はチョゴリ姿でアニョハセヨ。オランダでは風車がまわり、アメリカでは頭に羽飾りをつけた先住民がずんどこ太鼓を鳴らす。
そして最後は、各民族の衣装を着た子どもたちが輪になって「世界はひとつ」を歌うのがお決まりですよね。それぞれが自分にいちばん似合う衣装を着て、にこにこ笑って隣の子どもと手をつなぐ。
「ほんまはこれがええなあ。これがええんやけどなあ」と思う。
だけど現実の世界はそうではない。
だから泣けてくる。

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家へ帰ると、新聞には「自爆テロで16人が死亡」というたった15行のベタ記事が当たり前のように掲載されている。イスラエル軍の爆撃で家を失った女の子が、「パレスチナは私たちの誇りだ!」と叫びながら、イスラエル国旗を焼き払う。中国のウイグル自治区で、漢民族の警官が乗ったパトカーのフロントガラスが叩き割られる。オリンピックの会場で、日本の選手団に罵声が浴びせられる。
それぞれにそれぞれの事情や主張や感情があって、すべてが丸くおさまる日なんて永遠にやってこないような気がしてしまいます。
・・・・・・・・・
だけど、あきらめるわけにはいかないじゃないですか。
お互いがしっかり理解して、許容して、尊重しあうのが理想ではあります。
でももういっそのこと、 理解せよ、理解すべきと叫ぶのはあとまわしにして、ひとまず「違う」を認めるところから始めたらどうだろう。そんなふうに考えたりしたのでした。
過去なんか水に流せとか、討論は無駄といった意味ではないです。あらゆる「違う」とともに生きている人がいることを認めなければ、話さえ始まらないということです。
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「われわれの民族衣装は世界一美しい」
世界のあちこちで聞く言葉です。
それは間違いだけど正しいな、と思うのであります。
世界一美しい民族衣装は、きっと世界中にあるんです。
世界には、世界一がたくさん。
世界は、世界一だらけ。
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旧ユーゴスラビアという国家が解体して地図上から消滅しても、南スラブの各民族がそれぞれに育んできた歌やダンスは消えなかった。残そうとした人たちの尽力によるものだったとはいえ、ある意味、残ったのは必然だったんでしょう。国が消えても人が消えたわけではなかったから。
コロの極上パフォーマンスに手拍子を打ち鳴らしながら、とにかく嬉しかったのです。
残っててよかったあ。これが消えていいわけないじゃん。
コロのダンスは、いわゆる「チェーン・ダンス」が基本。手と手をつないで並んだり円になったりを繰り返す、マイム・マイムみたいな「みんなの踊り」。みなさんニコニコ笑いながらのどかに踊ってるように見えるんだけど、足さばきや速さがタダモノじゃない。
セルビア国立コロ民族音楽舞踊団の日本公演は、3月15日まで日本あちこちで行われています。団員じきじきに教えてもらえるワークショップもあるようですぞ。詳細はこちら↓

うーん。お世辞にも似合うとは言えんでしょう。民族衣装って現地の人がいちばん似合って、他民族が着るとコスプレになっちゃうのはなぜか。いっしょに写っているのはセルビア共和国の在日大使、ムルキッチ大使。コロの会場でお目にかかったとき名前を覚えてくださってました。
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2010年2月1日
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はじめまして。
わたしのパパは日本人。ママはセルビア人。
今年1月1日の元旦に、東京で生まれたの。
セルビアって国、知ってる?
中欧の、北海道ほどの小さな国。むかしはユーゴスラビアっていう大きな国だったんだって。
・・・・・・・・・・・・・・
昨年結婚した友人夫婦に赤ちゃんが生まれ、会いに行ってきました。
ああ~(^^)/ もう孫を迎えた気分なんです。嬉しくて嬉しくて。
・・・・・・・・・・・・・
そもそもは、一曲の歌との出会いが始まりだった。

ぎゃー マリヤちゃん!(↑ちなみに女/2007年当時22歳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セルビア共和国の歌手、マリヤ・シェリフォヴィッチMarija Serifovic。彼女の歌声に、
まんまとハートを撃ち抜かれ
CDを求めて一路セルビアへ(あほ・・・)

するとなぜか
マリヤちゃん本人に会えちゃったりして
あわあわしてる間に
現地の新聞にいっしょにのっちゃったりなんかして
そんなこんなで、なんと三度も訪れて、どんどんどんどん












とんでもなくたくさんの出会いの輪が、国内外で広がっていったのでした・・・。
愛しい、小さなあなた。ようこそ世界へ。
世界には、きれいなものがたくさんあるよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一曲の歌、たった一人の歌声。
その出会いがなければ、こうしてこの小さな手を握ることもなかったんだと思うと、とってもとっても不思議なのです。
じつは隣町に住んでいた、この子の両親。近くにいても、永遠に出会わなかったかもしれないのに。人の縁ってつくづく不思議ですねえ・・・。
ああ―――それにしてもめでたいっ! うれしいっ!
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↓マリヤちゃんがユーロビジョン・ソング・コンテスト2007大会で優勝したときの映像。ぜひごらん下さい(デビューして5年間鳴かず飛ばずだったマリヤの、歌手生命をかけた命がけの熱唱。特に後半はすごい迫力よん)。仲本工事、ハリセンボン、綾小路きみまろ、もうなんとでもおっしゃって。とにかく、私たちの出会いはすべてここから始まったのです。
マリヤ・シェリフォビッチ『Molitva(モリトヴァ/祈る人)』

ヨーロッパの歌合戦で優勝し、英雄となったがゆえに大きく歯車が狂い始めたマリヤの人生。私のマリヤとの出会いから、コソボ独立問題にゆれるセルビア、華やかな歌の祭典を通して見え隠れしたヨーロッパの実情を追った渾身のルポ「翻弄された歌姫」(写真・文・森優子)全11ページが掲載されております。『旅行人』2009年上期号、ぜひお求め下さい。まだバックナンバー売ってます。
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自著『買ってよかったモノ語り』(晶文社)の中のエッセイ、「160円の豆だるま」にもマリヤちゃんのことを書きました~♪
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2009年11月29日



紙と鉛筆をご準備ください。ここで問題です。
さーて、あなたはヨーロッパの国名をいくつあげられますか?
地図や本は見ちゃダメ。制限時間は3分。よーい、ドン!
ほれ、書き出してみて、ほれほれほれ。
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はいっ、お疲れさまでした。結果はどうでしたか? 思ったよりスラスラ出なくて愕然としたんじゃないですかね? うしししし。
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娘(中一)の社会科の授業で、先生からいきなり出題されたんだそうです。
最新の地図帳でヨーロッパとされているのは45カ国。「でもまあ、10カ国あげられたらいいほうだよ。20カ国なら大したもの」とのこと。
クラス中から「イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、スイス、イタリア…」「えーっ、あとはわかんないよ~」という唸り声が次々とあがり、だいたい7~10カ国でギブアップしたクラスメイトが多かったようです(みんなもっと知っていそうな気がするけど、いざ自分が出題されたら、3分で思い出せるのは案外少ないということを痛感するかと)。
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で、これはずばり自慢なんですが、うちの娘が書き出したのは32カ国。
先生から「20カ国以上書き出せた人は?」と聞かれて手を上げたのはクラスで一人だけで、みんなから「す、すごい」と驚愕されたそうな。たしかにね。そりゃそうでしょうね。
ただし、娘の答えはすべて正解ではなかったんです。グルジアとか、アルメニアとか、いわゆる世間一般的にはヨーロッパと定義されない国も混じっていたから。
「なんでそんなにたくさん知ってるの?」「なんでそんな国まで書いたの?」という疑問への答えはただひとつ。娘は『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』という欧州の歌謡曲オリンピック(テレビ番組)の熱烈ファンだから、なのであります。
(ユーロビジョンについては以前のブログ↓ご覧になって)
http://mori-yuko.namaste.jp/blog/?p=80
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ユーロビジョンは、欧州放送連盟(EBU)に加入している国に出場権があります。加盟国にはエジプト・モロッコといった北アフリカも含まれ、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、イスラエルといった「それってヨーロッパ?」な国の歌手も出場している。
つまり娘は地理の天才というわけでも、「さすがは旅を愛する森さんの娘だから」というわけでもなく、ユーロビジョンおたくゆえ書けた「3分で32カ国(不正解含む)」だったわけです。
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おほん。さてここで。
「ヨーロッパってどんな国があったんだっけ」とイライラし始めた方のために、素晴らしい地図をご覧に入れましょう。

ほれ。ど~ん。どうです。
こういうスケールの地図、案外見たことないでしょう。(拡大して見たほうが面白いので、ぜひPCにファイルを取り込んで拡大して見て下さい)
地図帳でヨーロッパを見ると、西欧・中欧・北欧って感じでページが分かれていたり、山脈とか盆地の名前でごちゃついてわかりにくい。「もっと広範囲をシンプルに見渡したい」と思ったらいきなり全世界地図になっちゃって、ヨーロッパを国名だけで鳥瞰(ちょうかん)できる地図ってあんまりない。
ないから作ったんですよ、私が。だから手書きなの。
EU勤務の友人がくれた地図などを参考に、しこしこ手で書き上げたのです。21世紀とは思えませんな~、ははは。
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こうしてあらためて見ると、きっとみなさんそれぞれに「へえ」「そうだっけ」といった発見や驚きがあるんじゃないでしょうか。
(フランスとスペインの間にアンドラなんて国あったの?とか、イタリアの中にバチカン市国があることは知ってたけどサンマリノなんて知らんぞ、とか。スコットランドって国はなかったんだっけ?とか)
もちろんこの地図に入っている国すべてがヨーロッパというわけではありません。また「ここには国境を入れるべきだろう」「これを国と認めていいのか」といった突っ込みどころも満載だと思います。
たとえばキプロス。この地図ではざっくり「キプロス」としてあるけど、じっさいの行政区や人々の暮らしは南と北に分かれていて、これをいくつの国と数えるべきかは解釈や立場によって異なるのが現状のようです。

ユーロビジョン大会会場で見た、ギリシャの応援団は、横断幕でギリシャとキプロスの友好関係をアピールしてた
コソボもしかり。日本では一応、「昨年2008年2月にセルビア共和国から独立した国」という認識が一般的だし、日本の教科書や地図帳では「コソボ共和国」としてしっかり国境が記されています。
でも現在、コソボを共和国として承認しているのは国連加盟192国のうちの62カ国。それにセルビア政府はコソボの独立を認めていないので、セルビアの地図上では『コソボ共和国』という国は、じつはまだ存在しないんですよ。

セルビアのバス車内で見かけたポスター 同盟国による意見広告『私たちは賛同する、コソボはセルビアだ』 )
私はたまたまセルビアの歌手マリヤちゃんに惚れ込んだから知るようになったけど、ふつうにテレビや新聞を見てるだけでは、おそらく知らなかったと思うんですよね。
そもそもヨーロッパの定義ってよくわかんないし。ロシアはヨーロッパなのか?とか。トルコはEUに入りたがってるけど、EUの加盟条件って何?とか。
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なんだか小難しい話になってしまったけれど、要するに、世界のことって知ってるようで案外知らないものかもね、ということ。そして、女子中学生に見る『好きこそものの上手なれ=ミーハーの底ぢから』の好例、という話でした。
(娘はこのエリア以外で出題されたら撃沈と思われます。あと詳しいのはインドの芸能情報ぐらいか)

EU加盟国を塗ってみました(2009年現在同)。ノルウェーとアイスランドが加盟してないって意外でしょう? さらにEUの中でもユーロ€導入してる国としてない国、わかります~?
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ちなみに噂では、ユーロビジョンとほぼ同じルールやシステムを基にした、「アジア・パシフィック・ソング・コンテスト」なるものが、もうじき開催されるようですよ。
そのわりには具体的な情報が聞こえてこないけど。シンガポール、インドネシア、日本、中国などアジア15カ国が出場予定とか。
日本の代表歌手は誰になるかな。社会学者の友人は『アジアで知名度の高い、谷村新司か五輪真弓が出たら、他国から高得点を得られるのでは』と言っておりますが。それが開催されたら娘はアジアの国々にも強くなれるか?
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2009年11月2日
神奈川テレビ主催「秋の収穫祭」というイベントにて。セルビア共和国の民族舞踊と歌を披露してくれたお二人。「セルビア国立コロ民族音楽舞踊団」という、由緒正しい舞踊団から来日中の団員さん。プロ中のプロ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここのところ、すっかりセルビアづいておりましてね。横浜まで、ふらふらと行ってみたのです。
で、ちょっとたまげたのでした。
ダンスはもとより、彼女たちが歌い手としても秀逸だったことに。
楽器伴奏なしのアカペラが始まると、道行くひとたちが思わず足をとめて聞き入って、最後には拍手喝采の嵐。いやー、じつによかった。
ステージのあとに彼女たちにお話を聞いたら、団員は踊れるだけじゃダメ、お話にならないんだとか。
さて、そんな風に話す彼女たちの輝くような美しさに触れ、あらためて考えたことがもうひとつ。
——なぜセルビアの女性はべっぴんさんが多いのか、についてです。
じつは「セルビアは美女の宝庫」と言われることが多く、現地に行ってみて「なるほど」と思ったのです。
以前、あるテレビ番組がやはり「セルビアに美女が多いのはなぜか?」というテーマを追っていたのを見たんです。その番組では、「セルビアは歴史的にいろんな民族が行き来した、民族の十字路。要するに混血が多いから、それぞれの民族の優れた遺伝子をあわせもっている」というのが結論になっていました。
合点のいく話です。でも私が思うに、たんに彫りが深いとか色白だとか、エキゾチックとか、そういうことだけではないんだよなあ。
私は女ですが、イケメンを見るよりも美女を愛でるのが好きで、旅先各地で美女ウオッチングをしてきたのです。中国のウイグル族、東アフリカのマサイ族、北アフリカのマグレブの女性などなど、それはもう度肝を抜かれる級の美女をたんまり見てきた。
だから、セルビアだけがことさら美女率が高いとも思わないのです。
なのに、女性に対して「きれい~/かわいい~/うっとり~」と思う頻度が高いのはなぜか。
うーん。もしかすると、キーワードは「はにかみ」なのかもしれないと思ったんです。
中欧に住んだ経験のある日本人たちと話し合うと、やはりそういう見解にいきついた。「ラテン系の陽気さとか、ゲルマン系の鉄の女の美しさとはちがう。きゅっとはにかむ感じが独特で、親しみやすいのではないか」と。
少なくとも日本人にとっては、無関係ではないかもしれませんね。
そういえば。ハンサムお笑い芸人として有名なチュートリアルの徳井氏が、先日テレビで「絶対に女性を落とす方法」についてこのように語っておられました。
「僕のようにハンサムだと、女性はかえって警戒してしまうんです。だから、あえて、はにかむんですわ。すると距離が縮まる。一発で落ちますよ」
セルビアの美女率の高さとはなんら関係ない話ですけどな。みょうに納得したのであります。

(ちなみに世界一・宇宙一の美女はインド映画女優アイシュワイヤー・ライだと思ってますが)

二年前にミス・セルビアに選ばれた美容師さん。プロポーション抜群で、しかもやさしかった♡
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コロ舞踊団はフォルクローレ・ダンスの大御所。その団員45名が来年2月~3月に日本で公演ツアーを行なうそうですよ。関心ある方はぜひ↓下記をチェック!http://www.folklor.com/2010kolo/index.htm
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2009年10月8日
ひかえい。伊東屋のビニール傘さまじゃて。
ここ一年で三回も訪れた、セルビア共和国・首都のベオグラード。
毎回、さんざん世話になりまくっている常宿、「チルトン・ホステル/Chillton Hostel」のボイカンさんに送った本が、今日届いたようです(送料480円のエコノミー航空便で、わずか一週間でバルカン半島の小さなホステルに届くとは。すごいねえ)。
最近、外国の人と連絡を取る時には、インターネットの無料電話・スカイプ(skype)を使うのです。
無料だけあって電話は音声状態が悪いんだけど、チャット機能で文字を打って話せるのがありがたい。私の英語力(中学生英語のボキャブラリーを最大限に駆使。ある意味、ボキャブラリーが豊かな人よりも高度な会話テクニックを要す。例→左と言いたいのに単語が思い浮かばないときに「右じゃないほう」と言う、など)の場合、チャットのほうがよっぽど話がスムーズ。「はあ?」って聞き返さなくていいし、電子辞書ひきながら文字が打てるし。というわけで、もっぱらチャットなのです。
で、話を戻すと、新刊「買ってよかったモノ語り」を受け取ったボイカンさん(38歳)の反応です。
ねんのため復習しておきましょう。この本には「森優子がこれまでの人生で、心底、買ってよかったーっと思うもの36アイテム」を紹介しておるんでしたね。
とうぜん日本語が読めないボイカン。
そんな彼が、写真だけを見て「俺もこれがほしい」と思ったものが次のふたつあった、という話なのです。
まずひとつめはこれ↓
階段をぐいぐい上る三輪ショッピング・キャリー
三輪式キャリー。
理由は?
「息子のイーリャ(5歳)が喜びそうだから」
はああ。
息子にべろんべろんに弱いボイカンらしい。やれやれ、なのです。
なるほどね。いずれにせよ、かつてこれを買ったときの私と同じく「なんじゃこりゃ?!」な外見に惹かれたわけね。
で、彼が気になったもうひとつというのが、↑上の写真の「伊東屋のビニール傘」だったんですね。
本の中にもちょっと書いたけど、ビニール傘ってじつは日本でだけ普及してるものなんですってね。
だから映画「バトル・ロワイアル」で北野武氏が雨の中でビニール傘をさして登場するシーンでは、海外の上映会場では「あの変な傘はなに?」とどよめきが起こり、その反応を見たスタッフがバトル・ロワイヤルのロゴ入りビニール傘を会場で販売したら飛ぶように売れた、とか。
この話を聞くと、不思議に思ってしまう。面白がるなら、ふつうに世界中で普及したっておかしくないのに。ねえ。なんで普及しないんでしょ。
推測してみたのです。
日本人は雨に濡れるのを嫌う民族→小雨がぱらついただけでも傘をさす→使い捨て感覚のビニール傘が重宝
それ以外の民族にとっては、そうではないってことかな、と。
外国って、けっこうな雨脚でも傘をささず歩いている人が多いんですよね。このあいだ行ったトルコではその傾向が特に顕著だった。
街中で、濡れながら平気な顔で歩いている若者たちとすれ違いながら、心の中で何度叫んだことでしょう。
「おにいさ~ん! 酸性雨あびると、ハゲるでえ~~!」
↑この信憑性についての議論は、ここではおいといて、と。
つまり日本以外の国ではそもそも「ビニール傘が必要!」と求められる需要がない。感性が違う。また、傘はそれなりにちゃんとした道具であって、使い捨てなんて考えられないという感覚もあるのかもしれませんわね。
いずれにせよ、ボイカンさんにとっては「初めて見たよ!」という物だったわけです。ビニール傘は。
「へえ、東京で売られてるんだあ」
「ほしい?」
「うん。僕がほしいっていうより、妻のミレナが喜びそう」
(やれやれパートⅡ。彼はむちゃむちゃ愛妻家でもあるのです。ボイカン殺すに刃物はいらぬ、家族と半日引き離せば・・・・という級の)
ミレナは版画のアーティストで、すばらしい美的センスの持ち主なのです。
「とてもユニークな傘だから、アーティストの彼女は、きっとすごく気に入ると思う」
まじめで、超がつくほど親切で、家族思いのボイカンくん、続ける。
「と、いっても」
と、いっても?
「きっと家の中でしかささないと思うけど」
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要するに。
ビニール傘は日本を一歩出ると、やっぱり「とんでも珍品」・・・・ってことなんじゃね。
こんなにきれいで、便利なのにねえ。ちなみに伊東屋のビニール傘は使い捨てレベルの傘ではありません。詳しくは「買ってよかったモノ語り」118ページをご覧下さいまし。
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2009年9月27日
中欧はセルビアの友人・ドラちゃんから、プレゼントが届きましたあ。
左の青いキャップ。
昨年、セルビアの首都・ベオグラードで行われた、「ユーロビジョン・ソング・コンテスト2008」という大イベントの記念キャップでございます。
うっほー、嬉しいぜ! ドラちゃん、ありがとう。ちゅっちゅっ。
ユーロビジョンとはね。
すでにあちこちで書いたし、知人にとっては「ああ・・・またあの話かい=耳にタコ=うんざり」な話題だと思うのだけれど、ねんのため解説しておくと、ヨーロッパで53年前から行われている、国対抗の大歌合戦なのであります。
英国・フランス・ドイツといった西欧諸国はもちろん、いまやロシアやアゼルバイジャンといった「へ。それってヨーロッパなんですか?」「そんな国あったんか?」と思うような国まで参戦。
43カ国が一国につき一代表歌手を送り出して、テレビ視聴者の電話投票によって優勝者を決定するという、おそろしくも熱きバトルなのでございます。
年に一回、五月に開催。
視聴者は10億人(じゅうおくにん←地球規模←ひとり1円出すだけで10億円)
歌のコンテストとはいえ、その得票結果に「ギリシャとトルコの犬猿の仲っぷり」「ロシアとグルジアのにらみ合い」などがそれはそれは顕著にあらわれて、個人的には「こりゃ兵器使わない民族戦争だわさ。やれーやれー もっとやれー」と、毎年ウオッチングしているのです。
ちまたでは英国のスーザン・ボイルさんが優勝したテレビ・オーディション番組がすっかり話題になってしまって、「今さらユーロビジョンなんて・・・」と鼻で笑われるようなところもありますけどね。
でもね、あれはあくまでも個人のシンデレラ・ストーリーであって、こちらは血みどろの「国の威信をかけた歌のオリンピック」。別ものと認識していただきたい。
中高生のみんなー、へたな参考書を読むより勉強になるよ。蚊帳の外から見るヨーロッパのこぜりあいは、こういっちゃなんですが、なんとも面白い。
前置きが長くなりましたが、その2008年大会のキャップなのです。
私も現地へ見に行ったのです。

すぐ殺しあってもおかしくない勢いの多国籍観客席↑
でもこんなキャップは見なかったぞ。プレス用のおみやげか。ドラちゃんったら、どうやって手に入れたんだか。(ちなみにドラちゃんは、かつて大阪に留学していたセルビア人留学生で、皇室に招かれても遜色のない美しい日本語を使い、河内のオッサン系の駄洒落にも的確なツッコミを(河内弁で)返すという、才媛です)
ドラちゃんはあちこちの黒幕とつながってるから入手できたのかなあ・・・。ちなみにこれは、ドラちゃんの友人の日本人Eさんが、運び屋となってベオグラードから届けてくれました。
右の白いキャップは、愛するセルビア人歌手・マリヤ・シェリフォビッチの、スタッフ用キャップです。
昨年、マリヤちゃん本人からもらったの(私が、直接)。
きゃー マリヤちゃん(ことし24歳・女)
ユーロビジョン2007年大会で優勝した、今世紀最高の歌姫ですよ。
(マリヤちゃんの詳細は、新刊『買ってよかったモノ語り』184ページの「160円の豆だるま」、雑誌『旅行人』2009年上期号「翻弄された歌姫」をご覧下さい)。
これらふたつを所有している日本人は、おそらく日本では私たちだけだろうよ。
いや、世界でうちだけかな。
誰もうらやましがらんってか。
いいのです。私たち一家がまず幸せならば。
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