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多摩川の岸辺で行なわれた花火大会に行ってまいりました!

5000発のどどーん、ぱちぱちぱち、バラバラバラ・・・・・・

ビール片手に、うーん、これぞ日本の夏。火薬の匂いを乗せた風が抜けて、水面に光の花が映って、きれいでねー。

 ・・・

しつけ糸をほどいたばかりの浴衣を着た女の子と、目一杯お洒落してきたつもりであろう男の子。

今夜初めて手をつないだんだろなーと思わせる、そんなアベックが川原のあちこちで、チュンチュンさえずっておりましたよ。

 ・・・・・・

そこにいる誰もが同じ空を見上げて、ともに湧く。ええですなあ。

そこにいる誰もが同じ空を見上げて、ともに沸く。ええですなあ。

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連れて行ってくれたのは多摩在住で出版社ネイチャーネットワーク代表の久保田修氏。かつて右も左もわからなかった私を一から育ててくれた大尊敬する心優しい元ボスです。自然を愛し、観察ガイドなどの著書も多い氏。よほど自然界との波長が合うのか、いっしょに町を歩くとネコやイヌがぞろぞろ寄って来て、さながらハーメルンの笛吹き男状態(ちょっと大げさだけど真実ですの)。最新刊『ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑』(新潮文庫/620円)、野鳥に詳しくなくても大きさや見た場所から鳥の種類や生態が一発でわかる、超おすすめ本です。

連れて行ってくれたのは多摩在住で出版社ネイチャーネットワーク代表の久保田修氏。かつて右も左もわからなかった私を一から育ててくれた大尊敬する心優しい元ボスです。自然を愛し、観察ガイドなどの著書も多い氏。よほど自然界との波長が合うのか、いっしょに町を歩くとネコやイヌがぞろぞろ寄って来て、さながらハーメルンの笛吹き男状態(ちょっと大げさだけど真実ですの)。最新刊『ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑』(新潮文庫/620円)、野鳥に詳しくなくても大きさや見た場所から鳥の種類や生態が一発でわかる、超おすすめ本です。

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観たでしょう。観ましたね。やはりあなたも、ワールドカップ。

パラグアイvs日本戦。

ええもちろん、私も観ましたとも。今年の梅を漬けながら。

 

試合開始の約4時間前に、近所の写真家・柏原誠さんから「梅が来たよ」と電話をいただいて。奥様が那須のご友人の6000坪(!)の庭で収穫してこられた、そのおすそわけ。おすそといっても、どっしり7kgあるんだけど。

試合開始の約4時間前に、近所の写真家・柏原誠さんから「梅が来たよ」と電話をいただいて。奥様が那須のご友人の6000坪(!)の庭で収穫してこられた、そのおすそわけ。おすそといっても、どっしり7kgあるんだけど。

・・・・・・・

 洗って拭いて、へそのぽっちり部分を取り除きながら、夜ジャスト11時に緊張と興奮のキックオフ!!

 いやあ……つくづく、すごい試合でしたね。

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ずーっと0対0。延長戦でも勝負が決まらず、PKの一球差でようやくパラグアイのベスト8進出が決定した「しんどい試合」。といってもイライラ鬱積という感じではなかったんですよね。両者の恐ろしいまでの集中力が発揮された120分間。心が高鳴りっぱなしの大接戦でした。

しびれる~

しびれる~

すごかった・・・・(どのシーンかわかりますか?)

すごかった・・・・(どのシーンかわかりますか?)

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梅作業の終了とほぼ同時に、ゲーム・セット。

応援していた日本は敗退することになって、だからとうぜん残念で悔しい。けど爽快でもあった、そんな試合ってあるんですね。

両者ともに素晴らしかった!

日本チームの男たち、かっこよかったー!

やっぱりこの世で最上級の称号は「かっこいい」やなーと、思ったのです。

 

あああ

あああ

やっぱりせつない、けどね

やっぱりせつない、けどね

・・・

というわけで、梅雨の夜長に漬け込まれたわが家の梅ドリンク。

むろん梅だから甘酸っぱいに決まってるんだけど、ネガティブな苦みは入ってはいないのです。

熱きサムライたちの雄姿が自動的に蘇るという特典がついたわが家の梅、飲み頃は梅サワーが10日後、梅酒が約1年後からです。

が、梅酒のほうはいっそ四年後に開けてみましょうかね。

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先日スポーツバーで試合観戦したとき、サッカーファンのM夫妻と「このままでは開催地であるアフリカのチームがすべて敗退してしまう」「うーむ、そろそろ妖術師による呪いが必要になるかもな」と話していたちょうどとき、スカパーの画面にじゃーんと登場した妖術師。「ドイツのポドルスキーを呪うようにと依頼されました♪」と、さらり。みなさま、私もかつて見たのですよ。ケニヤやタンザニアの新聞に、妖術師の活躍により解決した事件の記事がさらりと掲載されているのを。それにしてもこの妖術師も、「呪いはワールドカップの閉幕まできくようにかけてあります」って、むっちゃあっけらかんとしてるなあ。と、M夫妻のみゆきちゃんが鋭い指摘をつぶやいた。「・・・この呪い、誰が依頼したんでしょうね?」・・・・・え?もしかして・・・もしかすると・・・???(ごにょごにょ)

先日スポーツバーで試合観戦したとき、サッカーファンのM夫妻と「このままでは開催地であるアフリカのチームがすべて敗退してしまう」「うーむ、そろそろ妖術師による呪いが必要になるかもな」と冗談のつもりで話していたちょうどそのとき、スカパーの画面に本当に妖術師がじゃーんと登場したから、仰天したのなんの。「ドイツのポドルスキー選手を呪うようにと依頼されました♪」って、さらっと言い過ぎやがな。ええとね、みなさま、私もかつて見たのですよ。ケニヤやタンザニアの新聞に、妖術師の活躍により解決した事件の記事がさらりと掲載されているのを。それにしてもこの妖術師も、「呪いはワールドカップの閉幕まできくようにかけてあります」って、あっけらかんとしすぎ~~。と、そのとき、M夫妻のみゆきちゃんが鋭い指摘をつぶやいた。「・・・この呪い、誰が依頼したんでしょうね?」・・・・・え?もしかして・・・もしかすると・・・まさか・・・がばめん(ごにょごにょ)・・・

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ゆれるゆれる、初夏をむかえた、わが家のフジ子

ゆれるゆれる、初夏をむかえた、わが家のフジ子

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人間は次の二種類にきっぱり分類されるといいますね。

緑の手の人と、茶色の手の人。

「緑の手の人」とは、すなわち植物を育てるのがうまい・植物との相性がよい人のことです。

greenhands

その人のもとでは切り花も植木も長持ちし、プランターのプチトマトなんかもぶりぶり実をつける。ゴミ置き場に捨てられていた鉢植えのシクラメンでさえ、その人に救われるやみるみる復活を遂げて「ウレシイ、ウレシイ」と再び花を咲かせたりする。

いっぽう、「茶色の手の人」はというと・・・

brownhands

逆になんでも茶色く枯らしてしまう人種というわけですな。

さて、あなたはどっち?

・・・・・・

 はい。そして私は「自他ともに認める茶色の手の持ち主」―――という話なのでございますのよ。たははは~。

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小1のときの「朝顔の観察日記」の8月31日が、茶色い根っこ一本だけの絵だったのはクラスで私だけ。

 大切な友だちから「友情のしるし」として贈られたおそろいのパキラは、瞬く間におそろいではなくなり。

 「私は植物を育てるのに向いてないんだ」ということには早々気づいていたわけですが、一人暮らしのアパートで「これなら大丈夫だろう」と、実用も兼ねて買ったアロエが

 アロエの死

↑となったときには、さすがにめげましてね。

緑の手の人からは「むしろ手のかけすぎ・水のやりすぎで根腐れしちゃうんじゃない?」と慰めらたりするのですが、それを心がけたら今度は足りなすぎるのか、やっぱり枯れる。

もはやこれは、テクニックやセンスの問題ではないのかもしれません。

自分には生き物を育む能力や、ほかのものに愛情を注ぐ思いやりが欠落してるんじゃないか……そんなふうに自己嫌悪に陥ってしまうのであります。

 ・・・・

というわけで、己をわきまえてあえて植物は買わない人生を歩んできたのです。

ところが、まだ娘が赤ちゃんだった頃のある日。ベビーカーを押しながら散歩していた公園のわきで「植木市」みたいなのが開かれていて、そこで「しゅっ」と佇んでいた一鉢に吸い寄せられたのでした。

 ベンジャミンやパキラが愛嬌のある南方美人だとすれば、それはひっそり橋のたもとで待ち人を待つ和服の女のようで。

しげしげ眺めていると、販売していたおじさんが近づいてきて言いました。

「藤だよ」

おお。これが藤。花がついてないから、わからんかったなあ。

 ・・・

 どうやら私は、フジコに心をとらわれてしまったのだ。

しかし。いや、いけない。私は彼女を身請けする能力も資格もない茶色の手。彼女を幸せになんかできっこないのだから。(←ここはちょっと文芸調にお読みください)

・・・・・・

すると、私の躊躇を察したらしきおじさんが、こう言ったのでした。

「大丈夫だよ。藤は手がかからないんだ。むしろ手をかけちゃダメで…」

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へえっ、そうなの?

でもねえ、売る側の人ってたいていは「簡単だから大丈夫」ってこともなげに言うよね。

ところが、おじさんが相槌を求めた仲間らしきおっちゃんのほうも・・・

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と言うではないの。

なるほど。そうなのか。植物にとっては、私といるだけでいじめられてるようなもの。それが彼女にとってはむしろ適性環境ということならば、ならば・・・・。

というわけで、フジ子は娘のかわりにベビーカーにのせられて、茶色の手のダンナはんのもとへと嫁ぐことになったのでした。

 ・・・・・・

それからおよそ13年。

冒頭写真でおわかりのように、今年もけなげに13回目の花をつけた、13年目のフジ子であります。

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冬には葉をひっそり落とし、春にはきちんと芽を吹いて。ただ静かに。

で、こちらが特に気にとめず、いつもどおりにバタバタ洗濯物を取り込もうとする夕方なんかに、薄暗いベランダの片隅でいつの間にか薄紫の房を揺らしていたりして、私をどきっとさせる。

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 そのときの心境を言葉にすると、なんといいますか。

「フジ子よ、ありがとうね」

なぜかこのひとことに尽きるのですよ。

・・・ 

フジ子のいるベランダからは、遠く東京タワーがうっすら見える。

東京の空の下、フジ子はめぐりめぐる季節の途中を生きています。

 

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つれあいに言わせると、「おいらが毎日ちゃんと気にかけて、話しかけてるからフジ子は健在なんだべ」と申すのですがね(毎朝ベランダで洗濯物を干すのは彼です)。

つれあいに言わせると、「おいらが毎日ちゃんと気にかけて、話しかけてるからフジ子は健在なんだべ」なんだと。毎朝ベランダで洗濯物を干すのは確かに彼ですが。

 

つれあいが空き瓶にさしたまま仕事先でもらってきたスズラン。かわいいでしょ。

つれあいが空き瓶にさしたまま仕事先でもらってきたスズラン。かわいいでしょ。

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娘の14回目の誕生日の夜、玄関にピンポーンと現れた、幼なじみのなっちゃん&ママのみつこさん。「ももこ~お誕生日おめでとう!」と娘の首にかけてくれたのは、百円ショップのラムネで作ったレイ。なんっっというサプライズ。

娘の14回目の誕生日の夜、玄関にピンポーンと現れた、幼なじみのなっちゃん&ママのみつこさん。「ももこ~お誕生日おめでとう!」と娘の首にかけてくれたのは、百円ショップのラムネで作ったレイ。なんっっというサプライズ。

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いやはや。まんまとしてやられたのであります。

こんなにささやかならがもグッとくるお祝いなんて、ねえ。むちゃくちゃ嬉しいけど悔しいって心境、わかりますかね。

なっちゃんからはプレゼントとカードで、レイの贈呈は小さい頃から娘を知ってるママからってところがまたね。ずるいよねえ。

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 なっちゃんと娘は誕生日がほんの数日違うだけの、保育園の0歳児クラスからの幼なじみなのです。

おむつをしていた頃も↑

おむつをしていた頃も↑

おむつがはずれてからも↑

おむつがはずれてからも↑

 
別々の中学に通う今なお↑

別々の中学に通う今なお↑

 

楽しい時もケンカした日も雨の日も、子どもならではの愚かな日々を、ともにすごし育ってきた。

すなわち母親である私とみつこさんは母親歴も同い年。さんざん助けられてきた一方、こっちも助けてきたかなあと思える、いわば同士。

そんなこんなの上に乗っかることで、なんとか「おかーちゃん」やら「近所のおばちゃん」をしてこられたのが私の14年、ってことでもあります。

 ・・・・

 それにしても子どもの誕生日って、けっこう難しいんですよね。お誕生会に誰を呼んだ・呼ばれなかったに始まり、プレゼントの品物や金額がどうのこうの。

 本当はあまり気にしなくていいと思うんですけどね。花輪君は花輪君の気持ちで、ちびまるこちゃんはちびまるこちゃんの都合で、ジャイアンなら「俺の歌が贈り物」ってな具合いだったって。

 でも、そうは言ってもやっぱりお互いのバランスみたいなものは無視はできないし、無視して開き直るのが美徳とも思えないのです。

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高価だろうと、手作りだろうと、なんだろうと。

節操と品位を保ちながら、本当に相手をハッピーな気持ちにさせるのは、なんだかんだいって難しいもの。

その点、このレイときたら。

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で、このせいで対抗意識に火がついたモモちゃんのママ(わたくし)が、数日後のなっちゃんの誕生日に「ぐわああっ」と作ったのがこれ↓

春色『ぺろぺろキャンディー・ブーケ』

春色『ぺろぺろキャンディー・ブーケ』

なっちゃんちは三姉妹なので、ケンカにならないようにお花は3本で決まり。

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出来ばえはまあ悪くはないかもしれない。

でも、じつはちょっと不本意なのです。

本当はチュッパチャプスほど立派なのじゃなくて、不二家のポップキャンディー(一本10円)ぐらいのを使いたかった。なのに、あいにく近所でみつけられなくて。

 だって、だってね。

ライバルみつこ作のレイは、100円ショップの『お子さま用ラムネ』の端と端をセロテープでぺたーっとくっつけて輪にしただけ。

 ううむ……むむむう。

 こっちのブーケのほうが手間も材料費もかかってそうに見えて、いまいち「さりげなさ」に欠けるところが、なんだかむしょうに悔しくてねえ。

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ちなみにわが家では娘の誕生日に「お友だちを招いてのパーティー」は開いたことなし。「娘がどうしてもと言えば開こうかね」ってぐらいに考えてたんですが、娘から特にリクエストがあがらないまま小学校を卒業したという感じ。招いてもらったときには喜んで出かけてたけど、幸いこっちがパーティーを開かないからことに後ろ指を差される雰囲気もなく。こういうのって地域性や、幼稚園・学校の伝統とかムードとか、家庭・お友だちの反応次第ってところもありますよね。いずれにせよ、誕生日がスペシャルでわくわくする日であることは間違いなく。

ちなみにわが家では娘の誕生日に「お友だちを招いてのパーティー」は開いたことなし。「娘がどうしてもと言えば開こうかね」ってぐらいに考えてたんですが、娘から特にリクエストがあがらないまま小学校を卒業したという感じ。招いてもらったときには喜んで出かけてたけど、幸いこっちがパーティーを開かないことに後ろ指を差される雰囲気もなく。こういうのって地域性や、通う幼稚園・学校の伝統やムードとか、家庭・お友だちの反応次第ってところもありますよね。いずれにせよ、誕生日がスペシャルでわくわくする日であることは間違いなく。

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 ↑娘がソフトボール部の友だちの誕生日祝いに作った『ヒラヲ君』。チャームポイントとも思えるボールは、じつは「適当に作ってたら、ありゃ、このままじゃ右手の長さが足りないや」と、急遽くっつけたものなんだと(娘=牡羊座・O型)。「娘よ。それをまさに怪我の功名と言うのですよ」「あーい、おかあちゃま」

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 桜の季節ですねー。

でもなんだか季節が行きつ戻りつで、桜のほうももどかしがってそうな春ですね。みなさんの地域ではいかがですか?

とか言いながら、しっかりお花見はしてきましたよ。

隅田川に浮かぶ屋形船を眺めながらいなり寿司をつつくという、これぞ「ザ・日本のお花見」を堪能できました!

 

↑おそらくこの夜、いや、これまで日本の春の空の下で何万回も同じように交わされてきたであろう会話。

↑おそらくこの夜あちこちで、いや、これまで日本の春に何万回も同じように交わされてきたであろう会話。

 

地元商工会が招いたのか、獅子舞+チンドン屋さんが練り歩いて大盛況。ガイジンさんは興奮して「ワンダホー!」とシャッターを切りまくり。

地元商工会が招いたのか、獅子舞+チンドン屋さんが練り歩いて大盛況。子どもは頭を噛まれまくり。ガイジンさんは興奮して「ワンダホー!」とシャッター切りまくり。

ぎんぎんのライトアップより、これぐらいのぼんやり具合が個人的には好み。

ぎんぎんのライトアップより、これぐらいのぼんやり具合が個人的には好み。

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話はいきなりぶっ飛びますが・・・・・・その夜に、遠い異国のトルコから一本の電子メールが届いたんです。

一昨年、ローマの空港で飛行機が欠航になったことがきっかけで知り合ったトルコ人男性・Aさんからでした。

お互いの娘が同年代だったことから話が盛り上がって、家族ぐるみの交流が始まりました。ちょくちょくメールを交わすようになり、私と娘はトルコで再会も果たしたんです。

ところが、最近はとんとご無沙汰していた。

じつは私のほうから、あえてそうするようになったところがあって。

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Aさんは母国を心から愛する、最近ではちょっと珍しいくらい戒律を厳しく守る敬虔なイスラム教徒です。

娘さんの教育問題、イスラムの風習・行事、商売の話から、いまどきのトルコの若い男のちゃらちゃらした髪型ときたら・・・といった愚痴や、家族で食べた昼ごはんのメニューにいたるまで。Aさんの話すべてが私たちにとっては面白く、興味深かったのです。

ところが、だんだん、くたびれるようになってしまった。

「トルコでは・・・我々の伝統では・・・・我々の価値観では・・・・」と叫ぶAさんの声があまりにもエスカレートしてきたものだから。要するに彼は自分の国や民族のことを肯定・称賛はするけれど、こっちの国のことについてはほとんど興味や反応をしめさなかったからです。「トルコ人の生の声を聴く貴重な機会と割り切ろうか」とも思ったけれど、そんな風に思いながら聞くなんてのも不本意だし。

一方通行では、交流なんて続きっこないんでしょうね。けっきょくフェイドアウト。

そんなAさんからの、ひさびさのメールだったんです。

その内容を、紹介させてください。

・・・・・・

—sakuraの国の、親愛なるユウコへ

sakuraは咲いていますか。sakuraの国・日本は、きっと美しい季節を迎えていることでしょう。

今、トルコでもsakuraが咲いてるんですよ。

 今日はひとこと謝りたくてメールをしました。

先日、私の母が亡くなりました。

あなたもご存知のとおり、父と二人で力をあわせ、ちっぽけだった農場を大きくし、8人の子どもを育て上げた働き者の母です。

世界一の母親、世界一美しい女性でした。

彼女はあなた方がトルコに来てくれたことをたいそう喜び、亡くなる前にもあなたがたのことを話していました。そして最後には「友だちを大切にしなさい。相手をみつめなさい」と言いました。

sakuraの季節に母を失って、私はあたながた家族に謝らなければならないことにようやく気がついたのです。

私を許してください。

Aより

・・・・・・

ものすごく嬉しかったのです。

理由は、言うまでもありません。

便りの冒頭に打たれていた文字が、sakuraだったから。

英語のチェリー・ブロッサムでも、トルコ語のkirazでもない。ローマ字表記の桜=sakuraだったからですとも。

 

・・・・・・・・・

 

トルコ旅行の際には、イスタンブールに暮らす、娘の保育園時代の同級生にも会いに行き、学校にもおじゃましました。トルコの人たちはすごい親日家。なんでも今から120年前に和歌山県沖でトルコの船が遭難したとき、串本の人々が救出活動してくれたことを今も恩義に感じてくれているのだとか(その話は教科書にも載っている)。犠牲となったトルコ兵と同じ数の578本の桜が日本から寄贈され、先日、その前で行われた慰霊式典の様子がトルコでは放映されたとか。Aさんがsakuraという言葉を知ったのも、そのニュースがきっかけだったかもしれないなあ。

トルコ旅行では、イスタンブールに暮らす娘の保育園時代の同級生にも会いに行き、学校にもおじゃましました。トルコの人たちはすごい親日家。なんでも今から120年前に和歌山県沖でトルコの船(エルトゥールル号)が遭難したとき、串本の人々が捨て身で救出活動してくれたことを今も恩義に感じているのだとか(その話は教科書にも載っている)。犠牲となったトルコ兵と同じ数の587本の桜が日本から寄贈され、先日、その前で行われた慰霊式典の様子がテレビ放映されたとか。Aさんがsakuraという言葉を知ったのも、そのニュースがきっかけだったかもしれないなあ。

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ちゃんと3月3日中に箱にお戻りいただきましたよ。大事なお顔を保護するカバーは、買った時についていた和紙がボロボロになってしまったので、ある家庭用品を代用。なにかわかります? 答えは最後に。

ちゃんと3月3日中に箱にお戻りいただきましたよ。大事なお顔を保護するカバーは、買った時についていた和紙がボロボロになってしまったので、ある家庭用品で代用。何かわかります? 答えは最後に。

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ひな人形の写真をアップしたら、各方面から異口同音の反応が寄せられました。

「ねえねえ。あのひな人形、普段いったいどこに収納してるの?」

そう質問してくるのは、我が家を少なくとも一回以上は訪れたことのある人たち。

そう。うちのマンションの部屋が狭いので、年間11ヶ月出番のない雛人形―――しかも五段飾り―――があの家のどこかに収納されてるなんて考えられない、と思われるのでしょう。

というわけで各位、お答えします。

森家がひな人形を保管してるのは、ずばり、押入れの天袋でございます。

ねっ、いたってふつうでしょ?

・・・・・・ 

ところがたいていの方は、ここで「ええっ、そうなの?」と首をかしげる。

うちの収納らしい収納は一間半の押入れ+天袋ひとつだけで、しかもそこを家族三人分の衣類のクローゼットとして使ってるので、ひな人形が入ってるのは意外と思われるのかもしれません。

「実家やトランクルームに預けてるのかと思ったわ~」なんて方も多い。

でもダントツで言われ頻度が高いのはこれ↓

 giwaku

「下に住んでる201号室のハギモトさんが気づかないように、密かに床下収納を掘り下げてるんじゃないか」

「隣の302号室が、じつは年々狭くなっていってるんじゃないか」

 ・・・・・・・・・

 たしかにね。わかるんですよ。森家って狭いのに、いろいろ出てくるもんね。

 syuunou

季節おりおり。インドやら中国やら和ものやら。

電動式ドリルに、東急ハンズ並みのステイショナリー群、焼肉の鉄板。

テントやら、湯たんぽやら、旅のタイプ別に適応するバッグ各種やら。

本だって、『ぐりとぐら』『毛沢東選集』『スワヒリ語辞典』『ケンタロウ/ドカンと、うまいつまみ』『楳図かずお/へび女』など、中途半端な図書館よりよっぽどバリエーションが豊富。

不思議がられるのは無理もないんですよ。

でもまあなんとか収めなきゃ暮らせないし、実際なんとか収めてるから暮らせてるわけです。

・・・・・・・ 

あの、ふと思ったんですが。みなさんこの件についてもっと森さんを誉めるべきじゃないでしょうか。

「森さんって収納上手なんだね!」とか、「いよっ、収納スペースの錬金術師!」とか。

だって「あるはずのない家からひな人形五段飾りが!」って、もはや称賛に値する特殊能力なのでは?!

ちまたでは「モノを持たないシンプル・ライフ」がもてはやされているようですが、わたくしのような「モノにまみれて満喫ライフ」の需要と関心だって、あっておかしくないではありませんか。

 おほん。

というわけで、激励の言葉、取材のお申し込み、お待ちしております。

 ・・・・・・・・・

あっ、そういえば。収納の取材は一回だけうけたことがありますわ。なお、その後女性誌から「収納のプロのアドバイスによって森さんの家の収納が見違えるほど快適になったというビフォー・アフター企画をしたいんです」という依頼がきたことがあり、見本として現状写真を送ったら、後日「収納のプロの先生が、この森さんという人には独自の収納セオリーがあってすでに完成されてるから改造のしようがないとおっしゃって」と、要するにボツになったのであった・・・・ははは。誉められたのか?

収納の取材は一回だけうけたことがあります。あっ、そういえば。ある女性誌から「収納のプロのアドバイスによって森さんの家の収納が見違えるほど快適になったというビフォー・アフター企画をしたいんです」という依頼がきたことがありましたわ。ところが見本として現状写真を送ったら、後日編集者から「収納のプロの先生が写真を見て、この森さんという人には独自の収納セオリーがあってすでに完成されてるから改造のしようがないとおっしゃって」と、要するにボツになったのであった・・・・ははは。誉められたのでしょうか?

 

冒頭の質問、ひな人形を収納するさいのカバーに使ってるのは不織布のお茶パック。袋状になってるから、すっぽりかぶせることができて便利です。

冒頭のこたえ。ひな人形を収納するさいカバーに使ってるのは不織布のお茶パック。袋状になってるから、すっぽりかぶせることができて便利です。

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みなさま~今日はひなまつりですね♪

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おや? ひな人形の中に見知らぬ人影が・・・。

はい、みなさまがうんざりするぐらい当ブログに登場している、セルビア共和国の歌姫マリヤ・シェリフォヴィッチMarija Serifovicさんで~~す!

マリヤちゃんの最新アルバムのCDが、はるばるセルビアから届いたんです♪(^^)/

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セルビアの友だちと駆け引きをして、ちゃんと私なりにCDぶんの労働を献上して(+ちょっぴり脅迫)送ってもらったんですよほほほほ~♪

なんでもかんでもダウンロードやユーチューブからのコピーで済まそうとするイマドキの若者よ、現ブツにこだわる昭和人の執念をちょっとは見習ってみそ。

ちょっとご覧頂こうかしら。

 andeomarija

2008年の前作が「Ni sam andeo(私は天使じゃない)」だったのに、今回のタイトルは「andeo(天使)」ですって。意味深だわ。挑発的だわ。世間に叩かれすぎてちょっと人間不信に陥ったひねくれマリヤちゃんらしいタイトルだわ♪

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歌詞カードも挑発的。といってもこれ↑はストレートなマリヤらしいイメージ。

挑発的なのはこっち↓

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マリヤちゃんこわい~~~~! 

どうです。ここまでスカート似合わないと、むしろ感心でしょう。インパクト強すぎて、もはや成功しているスタイリングの好例と言えるでしょう。

・・・・・

というわけで、わが家ではお祭り騒ぎです。

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・・・・・・

じつは私はね。

マリヤちゃんファンの間では有名人なのです。私を知らない人間はモグリとまで言われている。

ふふふ。こう言っちゃなんだけど、マリヤにとっても「日本にクレイジーなファンがいる」ってのは誉れなわけで、テレビや雑誌で「日本からわざわざ私のCDを買いにきて、ステージを観に来たファンもいるんですよ」なんて自慢することもしばしばなんざんす。

芸能人にとって、そういう世間体ってけっこう大事でしょ。だからね、ちゃんとわきまえた賢い日本人は、ファンやマリヤが交流するインターネット上の掲示板に写真を貼り付けてさしあげるのです。↓こういうの。

andeo

↑Zdravo,Ja sam crazy Japanka Juko (毎度おなじみクレイジー日本人ユーコでえす!) Marija just arrived to Tokyo!!! I’ve got the latest Marija’s CD Andeo(マリヤの最新作ついに東京でゲット!).  Volim te puno(愛してま~す)

するとセルビア+周辺国のファンから「ユーコ、やったね!」「東京にもファンがいるなんてすごいね」という反応の嵐になる。マリヤもファンも盛り上がり、私もファン冥利につきるわけです。なんだかんだいって、セルビアをはじめ欧州の人たちにとっては日本は遠い極東の異国ですものねえ。

ただね。

つい関西人の血(サービス精神)が騒ぎ、その後サービスのつもりでつけた写真群(↓こういうの)については・・・・・・

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↑①転んでも転んでも起き上がるジャパニーズ・ネバー・ギブアップ人形「だるま」で「叩かれても叩かれても立ち上がる不屈のマリヤ」を模し、燃える岩も再現してマリヤのロック性を表現。

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↑②まだ日本に来たことないマリヤへの「来てね」の願いをこめ、アジアにいるマリヤをシミュレーション。

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↑③同性愛疑惑をはじめとするスキャンダルで叩かれまくりのマリヤちゃんの状況をあえてパロディ化、「がんばって」という気持ちをこめた大人のユーモア写真

・・・・どうです。力作ぞろいでしょう。ところが「いいじゃん!大うけ」と反応したのはポルトガルのファンわずか一名。

 あれ。ど、ど、どういうこっちゃ。

というわけで、極東の孤独なファンは

「欧州人は冗談が通じんのや」と、吼えているのでありますが・・・・・・・・・・・

あのー、どうでしょう。やっぱり私がファンとして間違っているのでしょうか。

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 

菱餅は、なんとご近所さんの新潟のご親戚がついてくださったものを毎年いただくのです。米から手作り。なんという贅沢。

菱餅は、なんとご近所さんの新潟のご親戚がついてくださったものを毎年いただくのです。お米も田植えから育てた手作り。なんという贅沢。

ちなみにマリヤ・シェリフォビッチ新作を聴いた感想は、言いたいことはいろいろあるけど、「私はやっぱり彼女の声が好きだ、心底好きだ」ということでございました。

ちなみにマリヤ・シェリフォビッチ新作を聴いた感想は、言いたいことはいろいろあるけど、「私はやっぱり彼女の声が好きだ、心底好きだ」ということでございました。そんな声に一生の間に出会えた幸せ。

 

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森優子 著者近影

森優子 もりゆうこ/Yuko Mori

旅行コラムニスト/イラスト・エッセイスト。1967年大阪生まれ。大阪芸術大学美術学科卒

学生時代、サハラ砂漠を歩いているときに出会った人物にスカウトされて上京、ガイドブックの編集事務所に就職。93年独立、イラストを含めた執筆活動をスタート。ユーモラスで地に足の着いた旅行術&生活術は、「そうそう」「あるある」「なるほど」という多くの共感を読者から得ている。現在は東京都内にて中学生の娘・夫との三人暮らし。訪れた国は約40カ国。

森優子の最新著作

買ってよかったモノ語り 表紙

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晶文社 1,500円(税別)