2011年8月7日

中学生の娘から、ちょっと前に来日していた外国の女性歌手の映像を見せられまして。
ほうほう。ならば是非その魅力に触れてみたい。
大人の社会性の一環としても知っておかねばならんだろうと、夫とともに画面に見入ったのであります。
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――――――が、しかし。

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感想は、それ以上でも以下でもなく。
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観終わるやいなや、

私と夫は衝動的に立ち上がり、CDの棚へと突進したのであった。

そのとき二人が同時に手を伸ばしたのが、奇しくも同じCDで。
![ジャニス・ジョプリン[パール] ジャニス・ジョプリン 『パール』](http://mori-yuko.namaste.jp/blog/wp-content/upload/2011/08/8c811964c68e234b1e4aec0a0e87339a-300x293.jpg)
ジャニス・ジョプリン 『パール』
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ジャニス・ジョプリンJanis Joplin。
知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らないでしょうね。
1960年代~1970年代初頭、いわゆるヒッピー・ムーブメントが沸き立った時代に強烈な個性と歌唱力で世界を熱狂させるも27歳で急逝した、ブルースの女王、魂のロック・シンガーです。
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いやいやいやいや、解説なんかどうでもエエんですっ!
ジャニスは理屈抜き。
とにかくボリュームをぐいいっと上げて、再生スイッチ・オンするだけなんですよっ!
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んが――――――――――――っ!!!
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ジャニス、ジャニス!
なんっちゅー声出すねん!?
あんた絶対おかしいよ!
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ブルースとかロックンロールとか、分類なんてどうでもいい。
こんなのもはや、音楽でもない。
魂だ。
ひとつの命がただ生きて空気を震わせ、それが他者のハートを激しく揺さぶるのみなのだ。
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聴きたいのはどんな歌?
それは上手な歌でも、性格がいい人の歌なんかでもないってことが、はっきりとわかったんですよ。
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この時の娘の反応。おかげさまで、こんな感じの我が家ですくすく(・・・?)育ってます。
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若くして亡くなったので輩出作は少ないながらも、ハズレなしの名盤揃い。
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↓↓死後40年たってるから載せちゃいます。どれかひとつでもいいから触れてみて~!↓↓
●死の三ヶ月前、TVショーに出演したときの貴重な映像(1970年)。名盤『PEARL』の冒頭曲「MOVE OVER」。ジャニスかあっこえええええ!
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●「CRY BABY」。しょっぱなのシャウトで気絶して下さい。
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●ビリー・ホリデーの有名曲「サマータイム/SUMMER TIME」のジャニス版。カバーものってあんまり好きじゃないんだけど、こればかりは別。聴いたら一生忘れられなくなる恐怖の名唱、レコーディング風景。
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録音中にジャニスが急死した未完の傑作『PEARL』が初めての人にはおすすめだけど、このさいがっつり聴いてみようという人には「サマータイム」や「トライ」などブッ飛び佳曲のライブ盤がセットになった『PEARL スペシャル・エディション』(二枚組/輸入盤/2755円)が、いっそおすすめ。
![ジャニス・ジョプリン[パール] ジャニス・ジョプリン[パール]](http://mori-yuko.namaste.jp/blog/wp-content/upload/2011/08/8c811964c68e234b1e4aec0a0e87339a-150x150.jpg)
●アマゾンで購入できる『PEARL スペシャル・エディション』のページ↓
http://www.amazon.co.jp/Pearl-Spec-Spkg-Janis-Joplin/dp/B0009MAP0Y/ref=ntt_mus_dp_dpt_4
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保守的で厳格な家庭に育ったジャニスは地域でははじかれ者で、その孤立感はスターダムにのし上がってからも拭われることはなかった。でもそんな背景はともかく、ジャニスの真髄は歌。歌あるのみ。「あたしは長生きするつもりだよ。でもさ、そういうつもりだってだけさ。あたしは今日生きてんのさ。今から二十年後にどこにいるか知っちゃあいないさ。だからあたしはこうやって生きてんのさ。だってもし自分をちびちびと節約しだしたら、ジャニスには、何にも残らなくなるだろうよ」(『ジャニス ブルースに死す』より/デイヴィッド・ドルトン著/田川律・板倉まり訳/晶文社)

上の本の巻末には数曲の楽譜も収録。「えっ、ジャニスの曲に楽譜なんかあんの? 音符にできんの?」と驚愕。
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カラオケでジャニスの曲を歌って成功した人間をいまだかつて見たことがない。何かを叫んでるヘンな人になるのがオチ(本人だけ陶酔←救いようなし)。
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momomo(@)cd5.so-net.ne.jp
2010年10月21日
↑これが本日、娘に持たせるお弁当です。
親子丼弁当。大量のタマネギと海苔に繊維質のお役目すべてを担わせてみました、なんちゃってねー。
じつは時間に余裕がなかったものだから、どあああ~って勢いで作っちゃったんです。はっきりいってザツ&手抜き。
でもじつは、スペシャルな要素をひとつだけ仕込んであるんですよ。
さて、どの部分かおわかりですか?
答えはね・・・
ちょこっとだけ、七味を投じてみたんですねー。へへへ~。
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娘はもう14歳にもなるというのに、まだお寿司はサビ抜き、うどんや蕎麦にも七味をかけません。
私はそれがどうも不本意というか、腑に落ちなくてねえ。だって、それらといっしょのほうが、絶対もっておいしいじゃありませんか。
「いやいや、そこはまだ娘さんは中学生なんだから」って思われる方もいるかもしれませんが、娘は世間的には辛いとされるもの(タイ料理・南インド料理・キムチ・レトルトカレー「LEE/辛さ20倍」)や、クセのある香りもの(パクチー・セロリ・パセリなど)も「おいし~♪」って平らげるんですよ。なのにね。
つまり、いまだにワサビや七味を回避するのはただの惰性ではないのかと思うわけです。
幼少時からの慣習から抜け出すべき時はとっくに来ているのではないか。そろそろ目覚めるべきじゃないのかと思っていたものですから。

↑わかりやすい挑戦状つき
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すなわち、盛った七味は母からの挑発。
安住の地から外へ踏み出せと健全な成長をうながす母親の愛。
そう。愛にほかならないのであります!
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娘が帰宅後にカバンから出すお弁当箱の音は常に「からんからん、すっからかん」。
これまで米一粒・ソース一滴たりとも残したことがありません。
さあて、はたして。
今日持ち帰ってくるときは、どんな音なのかなー?

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2010年8月23日
じゃかじゃーん。
長年愛用した10インチ君が息を引き取ってからテレビのない日々を過ごしていた我が家に、助っ人が現れました!
「いよいよ買ったのか!」と言えば・・・のんのんの~~ん。
近所の電気屋さんが「納得のゆくテレビが見つかるまでどうぞ使ってください」と、10インチのブラウン管テレビを譲ってくださったのです~~。
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それがなんと、故・愛器と同じ型のSONY10インチ。後継機の弟ぶんだあ(二年若い1996年製)!
「うちの店で、テレビが故障したお客様への代替機として使ってるものなんです。でも今はほとんど出番がありませんし、よかったらどうぞ」
あああ。
あああああ。
本当にありがとう、ありがとう。
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「あとのことは頼んだぞ・・・弟よ・・・」「おう、兄貴」
長年の定位置から退いた10インチ君。おつかれさんやったねー。
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テレビのない日々は静かで、それなりに快適ではありました。
しかしね。やはりですね。
新聞とラジオと電車の中の吊広告だけがニュースソースという日々は、紀子さまのご実家みたいに「能動的にテレビを持たない・見ない」という信念でもない限り厳しいものがあるなあ・・・と実感したのです。
べつに「テレビが見られないとイライラする」ってほどではないんだけれど、ふとした瞬間に「ありゃ、ワタシなんかちょっと社会とズレてる?」って感じるような。うっすら隔絶感みたいなものがあるというか。
朝夕にしかつけないテレビからでも、やっぱり日々なんだかんだと情報やら感化やらを受けているものなんでしょうなあ。
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それにしても、現代っ子の中二娘がテレビなし生活中に不満不満を一度もこぼさなかったことには、ちょっと「へえー」だった。
大好きな嵐が登場する『ひみつの嵐ちゃん』や、首を長くして放映を待っていた松潤主演のドラマ『夏の恋は虹色に輝く』が見られなくても、「中途半端なテレビを妥協して買うくらいなら」ってね。
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さすがに8日目ぐらいに、

って、いきなりノートパソコンでDVDを見始めたのには笑っちゃったけど。

うちにあるDVDソフトはインド映画がほとんどだから、ソフトボールの部活から帰ったら→インド映画→夏休みの宿題にいそしむ→夕飯の味噌汁をすすりながらインド映画、って感じですごした女子中学生の夏(^^;)。

うちにある数少ない日本のDVDソフトはこんな感じです。わかる人にはわかるね。わからん人にはまったくわからんね。
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そんなわけで、わが家にテレビのある生活が戻ってきたのです。
助っ人君に電源が入った瞬間。「おおーっ」「社会とつながった!」「文明だ!」「まばゆいー!」
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↑このときに感じたこと。
かつてはあたりまえに眺めてたテレビが、久々に目にすると妙にけばけばしくエネルギーが強すぎるように感じられ、また、こう言っちゃナンだけど「こんなの放送する意味あんの? 日本はこれでいいの?」って気分になった(その時たまたま映ったバラエティ番組が特にうるさかったせいでもあるけど・・・)。
それがテレビなし生活から数週間ぶりに復帰した瞬間の、率直な感想でした。
晴れて『ゲゲゲの女房』も『おはよう日本』も『ひみつの嵐ちゃん』も見られるようになってバンザーイ。
だけど、以前よりも点ける回数や時間が減り、見たい番組が終わったらさっさと消すようにはなったですよ。
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この助っ人くんが活躍できるのは、地上アナログ放送が終了する2011年7月24日までだから、あとわずか330日あまり。
それまでにはなんとかしなくちゃという状況に、変わりはないんですが。
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テレビといえば、先日JR名古屋駅で見かけたテレビ愛知の番組PRポスター(『3時のつボッ』)には胸が震えました。だって司会が、つボイノリオ氏なんですってよ。1975年に発売からわずか20日で放送禁止となった名曲『金太の大冒険』の作者&歌手、ラジオの名パーソナリティとして知られるあのつボイ氏によるお茶の間情報番組だって(氏は愛知出身)。こういうテレビ番組はぜひ見たい。録画でも有料でもいいから見たい。
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ブラウン管テレビの後ろ側。すでに懐かしいでしょう。
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2010年3月8日
娘が[新しい靴と小さめのバッグが必要」と言い出しまして、父娘で神保町で買ってきました。シューズ6990円(セール品)+バッグ8000円(プロパー)=1万4990円。[小腹がすいた」と食べたラーメン750円×2=1500円。ふたりの交通費1360円。けなげに待ってたお母さま(妻)へのおみやげなし。
日本の将来および私の明日の暮らしに直結する話題。ずばり、子どもにかかるお金の話です。
みみっちいとか自分には子供がいないから関係ないとか言わずに、まあ聞いてやってください(日本の国土に住んで税金払ってる人ならあながち無関係ではないし。少子化に直結してますから)。
うちは子供が一人ですが、それでもかなりお金がかかると痛感してます。「子どもって息を吸うだけでお金がかかるんかあ~~」ってぐらいの気分。
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娘が中学に入学したのは約1年前の春。
すっかり文化系だと思い込んでたのに「ソフトボール部に入りたい」と言い出しました。ほおお。スポーツ・汗・青春、いいじゃないか。
しかし頭の回転の早い母は思いました。
待てよ。ソフトボールって、やたらたくさんの道具が必要じゃなかったっけか。
というわけで娘に言いました。「陸上部にしときなさい」
ところが。生まれてから約13年間わがままを2回しか言ったことのない娘がこのときばかりはガンとゆずらず―――「絶対にソフトボールがええねん」
というわけで、お嬢さまは晴れてご希望のソフトボール部に入部されたのでした。ぱちぱち!(@@;)/♪
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覚悟してた範囲とはいえ、それなりにまとまった出費はじゅうぶん「いたた」。しかも、私は運動をしたことがないので知らなかったんですが、運動部って初期費用だけでは済まないんですね。
●試合に出場するための交通費(グラウンドがある場所=遠方)
●スポーツドリンク(毎日1リットル)
●合宿費(参加しないわけにはいかない)
●「メガネは危ないからコンタクトレンズにしなさいって言われた」→使い捨てのワンデーアキビューに移行→1ヵ月約7000円(年間8万4000円)
などなどね・・・・
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そんなある日。保護者の茶話会でたまたま部活にかかるお金の話になり、私が「陸上部だと必要経費はシューズ代だけで済むのでしょうか?」みたいな話に触れたとたん、そこにいた保護者ズのみなさんがいっせいに・・・

以下、陸上部の娘さんを持つお母さんの話。
「一足1万4000円のシューズを毎月一足買わされます」
えーっと・・・それ、[一年に一足]の間違いでは?
「いえいえ。一ヶ月で一足履きつぶしちゃうんですよ~~」
ひいーっ。14000円×12足=シューズだけで年間16万8000円???
「夏の合宿のときもね、宿舎で洗濯してる暇がないって、白のTシャツを20枚買わされました。陸上用のスパッツもソックスも消耗品ですし」
あわわわ。
「食費もかかりますよね。牛乳は水みたいにがぶ飲みだし、家に帰ってきたら夕飯前に菓子パン3個。それでも本人は太らないようにひかえてるらしいんですけど。あと、成長期で骨がうずうずするらしくて、しらすごはんが欠かせない」
そこで保護者ズから「しらすって高いのよね~」という声があがるあがる。
「あと遠征費・試合の出場費・整体・医療費・湿布代・・・」
ぎゃ―――!! もうわかりました、私が悪かったですごめんなさ―――い!!!
ちなみにそのお嬢さんは東京都大会でも優秀な成績をあげているホープ。有力選手だからよけいに費用がかかるみたいなんです。でもでも、たとえそうでなくてもねえ。
・・・・・・
結論。
「陸上部ならシューズ代だけで済む=安あがり」は、間違いである。
ちーん。
・・・・・・
それに比べれば、わが家の生半可な弱小ソフトボール部員のほうがはるかに安上がりってことです。
娘にその話をすると、ふふんと得意げな顔になり、
「そーだよかーさん。部費だってね、ソフトボール部は学校でいちばん安いんだよ。吹奏楽部なんて一ヶ月に部費だけで7000円だってよ」
ねえみなさん。この話題もう疲れましたよね。わたひは疲れまひた。
要するに、うちの娘はむちゃくちゃ安上がりってわけじゃなくても、かなりマシな部類に属するってこと。
子どもにはやっぱりお金がかかるんですね。二人も三人も四人もいるご家庭は、どれだけ大変だろうと思うわけです。
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娘よ。同じやるなら、ソフトボール一生懸命がんばりなさい。
ただしあんまり強くなっちゃうとなんか大変そうだからさ、えーとその、そこそこ充実感をもって一生懸命後悔のないように青春を謳歌して・・・↑なにを言っとるんだ。
まあ今のところ、[強くなりすぎる]心配は、まっっったくなさそうですけどね。たはは。
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うちの夫は男三人兄弟。よりにもよって全員スポーツをやっていた。その母親(姑)から聞く、彼らが中高生だったときの話→[牛乳屋さんが車で2~3日ごとに売りにくるんだけど、一回につき1リットル×16本ぐらい買うから、ちゃんとうちの前で停まってくれたもんだよ。三男(夫)は朝からジンギスカンを焼いて食べて、学校から帰ったらじゃがいも一キロをトースターで焼いておやつに食べて、ばんごはんのあとには1リットル入りのバニラアイスを父親と自分それぞれ一個ずつ抱え込んで早食い競争してたねえ。米はどれぐらい買ってたかねえ・・・えーと」・・・聞くたびに耳をふさぎたくなる、中途半端な怪談よりよっぽど怖いお話です。
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2009年10月24日
↑つっかけサンダル以外は、すべて、13歳/女子/中学生の靴なのです。
履き主はすべてバラバラだから、7人ぶんの13歳の女子の靴。
これをしげしげと眺めながら、そういえばなあ、と思ったのです。
自分がこの年齢だったときに履いていた靴のこと、はっきり覚えてるわーって。
通学のときの制靴ではなく、休みの日に友だちの家へお呼ばれとか、友だちと映画に行ったりするときの靴のことですよ。私の13歳のときのそれは、忘れもしない、赤茶色のモカシンだった。
インディアンの守り神みたいなビーズ刺繍と、フリジンがふさふさついている。大流行したので、きっと「持ってる」人は多いんじゃなかろうか。本皮で、色落ちが激しいので、雨の日には白い靴下がまっ赤茶色に染まって母から「水たまりをよけて歩きなさーい」と言われたものだ。でも汗をかいただけでも色は落ちるのです。
小学生の頃に「いわゆるおでかけ」ではいていた黒い革の、ベルトをホックでぱちんととめる『ピアノの発表会の靴」タイプって、かわいすぎて、そろそろ似合わなくなってきた。
(それ以前にもう恥ずかしくて履けない)
学校のローファーなんか絶対にいや。ちょっと大人っぽいヒール靴に憧れるぅ~♡
でも親から「あんたにはまだ大人っぽすぎるよ」と言われ、兄貴や姉貴からは「ぷぷっ」と漏れる。
その点、モカシンって、ちょう~どいいんですね。
流行をおっかけすぎず、かといっておしゃれを放棄しているわけでもなく。
カジュアルでありながら大人受けがよく、それなりにちゃんとした出先(模擬テストとか親との外食とか)でもOKで、かつ、脱ぎはきしやすい。
大人ほどの発言権はない。ものを買う決定権も財布の紐も親がもち、かといって心はもう子どもじゃないから、おませな格好もしてみたい。自分にとっての社会もどんどん広がっているのよお。でもまだじぶんはしょせん子どもだっていうことをわかっていたり、そこにまだ逃げ込める年齢であったりもする。
というわけで、モカシン。13歳の最大公約数靴だったと思うのです。
さて、ここに並んだ13歳の女子たちの靴は、それぞれのご家庭の玄関で、どのように言われているのでしょうねえ。
「おまえ、なんだあの靴は・・・・」
「ママにも貸してね、いまママと同じでしょサイズ」
「まだ大人っぽすぎるよ」
「下品だ、最近どんな友だちとつきあってるんだ」
「こんな靴、脱ぎ履きが不便だろう」
「あの子もいいかげんに、ちょっとぐらいお洒落に目覚めてほしいわ・・・・・・」
「ひもをちゃんと結んでおきなさい」
「かかと踏んではくなよ」
「ねえねえ。なんでわざわざこの色買ったわけー?」
「いつまでたっても洗わないから、きのう洗っておいたからね 次からは知らないよ 捨てるよ」
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さて、みなさまは。13歳のとき、どんな靴を履いてましたか?
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