超かわゆいでしょ~ん。2010年1月1日・元旦生まれのレナ。生後約8ヶ月。私のセルビア通いがきっかけで知り合った隣町に暮らすセルビア人+日本人カップルの間に誕生したかわいこちゃん。ママのおなかにいたときから見守ってきた私にとっては、もはや孫なのよ孫。

超かわゆいでしょ~ん。2010年元旦生まれのレナ。生後約8ヶ月。うちの隣町に暮らすセルビア人+日本人カップルの間に誕生したかわいこちゃん。ママのおなかにいたときから見守ってきた私にとっては、もはや孫なのよ孫。

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友人のフリー編集者Tから「撮影のモデルになってくれるかわいい赤ちゃんを探しているのだが」という打診がありまして。

だから即答したのです。

「何を寝ぼけたことを言っているのだ。かわいい赤ちゃんといえばレナしかおらんわい」

というわけで、にわか半日マネージャーとなったわたくし。

お豆腐みたいにやわらかいレナをおべべにくるみ、べっぴんママとともに運んだのです。

所は渋谷某所の、おっしゃれ~なハウス・スタジオ。

所は渋谷某所の、おっしゃれ~なハウス・スタジオ。

さいわい始終ご機嫌で、4カットの撮影はさくさく進行。

さいわい始終ご機嫌で、4カットの撮影はさくさく進行。

レナが笑うとみんなが笑う、和やかな現場。

レナが笑うとみんなが笑う、和やかな現場。

撮影後に編集者Tから送られてきたメールには、「子どもってすばらしい。みんなが優しい笑顔になる」。

 

↑「むわははは、私の手柄」とご満悦の敏腕マネージャー(く、黒い)。

↑「むわははは、私の手柄」とご満悦の敏腕マネージャー(く、黒い)。

レナが登場する本が完成したら報告しますので、孫じまん、また聞いてやってくださいまし。

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いや、じつはね、レナは日本人のパパにそっくりなんですよ。

セルビア人のママから日本人にそっくりな赤ちゃんが生まれてくるんだから、つくづく遺伝子ってすごいものだと、レナの顔を見るたびに痛感しておるのです。

ここで、遺伝についての話を少し。

 数ヶ月前にレナがセルビアに里帰りしたとき、セルビア人たちに何より驚かれたのは↓

蒙古斑

↑レナの背中の蒙古斑(もうこはん)だったそうな。

蒙古斑はモンゴル・日本を筆頭とする東アジアのいくつかの民族、アメリカ先住民など限られた民族だけに見られる(可能性がある)現象らしいので、蒙古斑の知識も見た経験もない欧州の人にとっては「何これ?」な現象なわけですね。

 いっぽう、逆に日本人にとってびっくり仰天なのは、あちらの赤ちゃんは生まれて3~4ヶ月ぐらいで頭髪がいったんすべて抜け落ちるってこと。

赤ちゃんの脱毛

あちらの方たちにとっては「抜け落ちるからこそその後(生後9~10ヶ月ごろ)に美しい髪が生えてくる」という、いわば常識らしいんだけど。

参考までに見てみると。たしかにね。こんな↑ふさふさ級の赤ちゃんって、ヨーロッパでは見たことないもんね。

参考までに見てみると。たしかにね。こんな↑ふさふさ級の赤ちゃんって、ヨーロッパでは見たことないもんね。

だからレナのママは初めて日本に来たとき、「赤ちゃんに髪がたくさん生えている!?」って、驚いたんだそうな。

やっぱり同じ人間でもいろいろ違うものなんですなあ。

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そして面白いのは、レナには蒙古斑と髪の抜け落ち、どちらの現象もしっかり現れたってことであります。

髪が抜け始めたのは生後6ヶ月ごろで、ピュア・セルビア人より少し遅めではあったらしいけれど。

パパとママ、日本とセルビア。

レナは二種類の民族の遺伝子と、そしておそらく文化も継承しつつ、これから大きくなって行くのでしょう。楽しみだねえ。

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オーストラリア人と結婚した同級生が、生まれた子どもをハーフと呼ばれることには抵抗があると言っていた。「うちの子はハーフ=半分じゃない。ふたつを併せ持った、ダブルなんだから」

オーストラリア人と結婚した同級生が、生まれた子どもをハーフと呼ばれることには抵抗があると言っていた。「うちの子はハーフ=半分じゃない。ふたつを併せ持った、ダブルなんだから」

 

あまりにもわかりやすすぎた、遺伝子のすごさを物語る懐かしのエピソード。どう見ても、夫はこの男女の間に生まれたミックスなんだ。初対面だから一応おしとやかにしようと思ってたのに、笑いをこらえるのがどれほど苦しかったことか。

あまりにもわかりやすすぎた、遺伝子のすごさを物語る懐かしのエピソード。どう見ても、夫はこの男女の間に生まれたミックスなんだ。初対面だから一応おしとやかにしようと思ってたのに、笑いをこらえるのがどれほど苦しかったことか。

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「子どもを増やさなきゃヤバい」と騒いでる日本と逆に、「人口を減らさなきゃ」と●年から一人っ子政策を実施した中国。この若いパパ世代はすでに一人っ子が多く、この女の子がおばあちゃんにとっては唯一の孫。4人の祖父母にたった1人の宝物です。

「子どもを増やさなきゃヤバい」と騒いでる日本と逆に、「出生数を抑えなきゃ」と1979年から一人っ子政策を実施した中国。この若いパパ世代はすでに一人っ子がほとんどで、この女の子がおばあちゃんにとっては唯一の孫。4人の祖父母にたった1人の宝物です(上海にて)。

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くどいようですが、子どもにはやっぱりお金がかかるという話。

わんこそばみたいにチャカチャカどんどん喰われていって、まるで際限がないって感じですね。ふう。

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でもね、だからといって。

「てことはさ、やっぱり[子ども手当て]をもらえたほうがありがたいってことじゃん」……なんて、言わないでもらいたいのであります。

そうですとも。むしろこんな現状だからこそ[子ども手当て]なんていらんのです。

だってね。中学生のスポーツドリンク代に消えてなくなるほどのお金を月々もらったところで、誰が「わ~い♪子ども生もう♪」なんて思うんじゃい、ではありませんか。

 なにもお金を馬鹿にしているわけじゃありません。

 たかが私一人のお金では柱一本すら立てられないが、多くを集めれば何本も立てて橋をかけて川を渡ってメリットを共有することができる。それが税金ってものならば、なぜそれをわざわざバラバラにして撒くのか、さっぱり理解できんのです。

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 少子化の大きな要因がお金であることは明らかですが、核心は[お金をさらに掘り下げたところ]にあると思うのですが。

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すなわち。

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ところが。

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↑ここです。結局ここんとこがネックになってるんじゃないでしょうか。

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金銭的に余裕がある人はともかく、いわゆる並の会社員や商売人は夫婦ともに働かなければ子どもを育てあげるのは経済的にきつい。あるいは不安感をともなうのが現状です。片親であればより切実で、なにがなんでも育児と仕事を両立させなければなりません。

 ということはですよ。はっきりいって、少子化対策なんて簡単じゃないかと言いたいのです。要するに親が働き続けられたらいいんですよね。

 そのためには、次の策が有効だと私は考えます。

 ①保育園

 ②37.5度以上の熱を出し保育園で預かってもらえない子供の受け入れ施設(病児保育)

 以上①②を充実させればいい。

どうでしょう。シンプルな話だと思うのですが。

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保育園だけでは不十分で、①②の両翼がそろうことが重要なんです。

だって、熱を出さない子供はいないんだもの(いたら気味悪い)。

 念のため説明しておくと、一般的に保育園では体温が37.4度を0.1℃でも超えたら子どもを預かってもらうことはできません。朝の登園時にはセーフでも、昼に37.5℃なら即職場に呼び出しがかかり、保護者は仕事を中断して保育園へ迎えに行かなければならない。

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37.5℃のライン、これが定められているのは仕方ないと思いますが、つまり子どもが[必ず熱を出す生き物]である以上、必ず保護者の仕事には支障がでるわけです。

肩たたきにあいやすい。自主的に辞職せざるをえない。仕事にならない。たとえ理解ある職場でも、フリーランスであっても、親としてはビクビクです。特に女性の就職が難しいのも、[子どもがいる人は急な欠勤や早退が多い]と敬遠されるからです。

子どもが生まれると収入が下がる→第二子・第三子の出産が難しくなる。

これが少子化のすべての原因ではないにせよ、けっこうな多数を占める典型ケースであることは否めないでしょう。

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保育園はほんとうにありがたい。②の施設も、なかった時代を考えればあること自体が素晴らしい。

しかし現代日本(特に都市部)では、まったく足りないというのが現状です。

特に②の施設(病気や病気からの回復期の子どもを預かる施設=病児・病後児保育)は、たとえば私が住んでる区だと保育園数約90園に対しわずか6軒(一軒あたり10床前後)と少なく、さらに予約が必要・医師の診断書が必要・はしかなど感染性のある病気のときは不可と利用しづらい(利用のしようがない)要素だらけで、なんとうちの場合は娘が保育園にいた6年間、とうとう一回も利用できなかったのでした。誰かの手を借りたくて泣きそうな日々だったにもかかわらず(ご近所とは協力しあってたけど、相手に子どもがいると、病気の子どもは預けられない)。

[子どもが小さいときの数年間ぐらい、なんとか乗り越えなきゃ仕方ないでしょ。ファイト!」といった声は、少子化問題の観点でいえば若干ピンがずれていると思います。

たとえば正社員として働いていた女性が子どもを生んで退職した場合、たとえ数年後に復帰しようと考えても以前と同じ水準の待遇(給与・福利厚生)の仕事につくのは――もちろん人によるとはいえ――難しいのが現状。①②の不足は、たんに育児期間だけの問題でなく、親のその後(収入・働き方・生き方)までをも左右する。

 

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 「本当はもう一人生みたかった(生みたい)」という声はしょっちゅう耳にするのです。

これらが[働き盛りでまだ子どもを生める年齢層の子持ちカップルの声]というところがミソではないでしょうか。

 

政府に「国のお金で食わせてくれ」と言ってるわけじゃない。

基本的には「働かせてほしい、稼がせてほしい、子どもを生ませてほしい」と言ってるのです。

現状が改善されたら、歯車は各自でまわしはじめる。そこまでが、税金・行政の力でなんとかなるのなら。

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とにもかくにも、少子化対策に有効なのは①と②の整備。病院と薬局、パチンコ屋と景品交換所、みたいにセットで。

それ以外の対策なんて今はいらないってくらいじゃん、というのが私の意見です。

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「ふん、これだから素人は。そのインフラ整備やランニングコストにどれほどお金がかかると思ってるんだ」、という声も聞こえてきそうです。

そうですよね。とんでもなく巨額の税金と時間と労力が、きっと必要になるんでしょうね。

とはいえ。たとえ[子ども手当てをバラまくほうがよっぽど安あがり]だったとしてもですよ。

何兆円も使ったのに効果ゼロで国が破綻しちゃうより、よっぽど希望があると思うんだけどなあ。

 

北京の町を案内してくれたソンちゃんは、2歳の娘と夫と三人で暮らしている天津からの出張。共働きが当たり前の中国ではとうぜん①②体制がしっかり整えられているから「何の問題もないですよ」。

北京の町を案内してくれた優秀ガイドのワンちゃんは、天津からの出張中。ケータイの待ちうけ画面にしている2歳の娘さんの写真を、嬉しそうに見せてくれました。共働きが当たり前の中国ではとうぜん①②体制がしっかり整えられているから「何の問題もないですよ」。

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 参考までに、子どもにかかる費用のわかりやすい資料はこちら↓(2008年発表の資料ではありますが、内閣府が公開してる国民白書よりわかりやすいかと)

http://www.kodomo-ouen.com/data/02.html

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いやあ・・・・・世間には、じっつに、いろんな人がおりますね。

世間といっても、ばくぜんと広ーい社会のことじゃなくて、自分をとりまく半径5メートル以内のレベルでの話ですよ。

ちょっと聞いてください。

身近な人が身近なところで直面した実話なんです。

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小学校の職員室に、ひとりの生徒の母親が訪ねてきて、担任にこう言ったそうな。

「給食のとき、うちの子に『いただきます』と『ごちそうさま』を言わせないで下さい」

えっ、どうしてですか?と、とうぜん聞き返す先生。

それに対する母親の回答↓

「ちゃんと給食費を払ってるのに、なんで『いただきます』って言わなきゃならないんですか」

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はあーい、みなさま~~~。

遠くの岸辺から戻ってきてください。気絶した方は気を取り直してくださいよ。

あまりもぶっ飛んでて意味不明という方もあるかもしれないので念のため解説しておくと、要するに母親は、「子どもが給食を食べるのは当然の権利。いただくとか、ごちそうになったとか、言わなきゃならないとすればその相手はお金を払ってる親であって、給食時に言わされるなんて不本意」と言ってるわけです。

当然あきれました。でもね、この話を聞いたとき、じつはあまり驚かなかったんです私は。

ことさら特殊な家庭環境や思想で育ったとは思えない「そこらへんにいるふつうの親」の口からこういった主張が飛び出しかねないことを、今の日本の「そこらへん」に、なんとなく感じてるからかもしれません。

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とにかくこの話を聞いて思ったことは三つ。

①  「いただきます」(6文字)+「ごちそうさま」(6文字)=計12文字ぐらい、まわりに合わせて言わせておけばいいのでは?

この母親は、なんでわざわざ子供に生きにくい道を歩ませようとするんやろか、ということです。

↑こんなこと言っちゃうと、[ちゃんと食べ物や作ってくれた人たちへの感謝をこめて言うべきだ!」と叱られてしまうかもしれません。ええ、もちろんそれは理想ではあります。

でもそれがたとえ「給食スタート」「終了」の号令として形骸化した挨拶だったとしても、とりあえずOKという気がするんです。手を合わせて口に出して言うことがまず大事で、それが習慣にさえなっていれば、気持ちはちゃんとついてくるものではないかと。

たとえば「こんにちはと言うべき根拠」なんてないし、考える必要もないでしょう。挨拶は、他者と関わりながら生きてく上でのツールにすぎない。

いずれにせよこの母親は、そんな言い分を貫くなら自分だけでやってりゃいいんです。

級友や先生との関わり。ひとりだけ「いただきます」を言わない給食時の違和感。直面するのは子供なのに。

かわいそうな子供やなあ。

そして、そんな親に育てられてる子供と同じ時代を生き、ともに社会を作ってかなきゃならないのが娘や私たち。

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②  この母親、勇気あるなあ。

じつはちょっと感心してしまったのです。

私ならよほどのことがないかぎり、わざわざ職員室へなんて出向けない。

もし先生にもの申すなら、こればかりは言うべきだという確信と、どこから刺されても説明できる論旨、誤解もふくめたネガティブな反応を母子ともにうけとめる覚悟がなければ。

仮に私なら、化粧して→靴を履き→頭の中を整理しながら学校まで歩いて→守衛さんを通して職員室へ・・・・といったプロセスを経るうちに、どこかで「やっぱりやめておこうか」「もういちど頭を冷やして考え直そう」となっていたような気がする―――――――くだんの母親の場合は、ならなかったのね。

  当然そんな図太さやねじれた正義感、うらやましくはありませんけどね。

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③  その母親にとってこの主張は本当に「正論」なのか?

こんなアホみたいな主張、彼女は「どこへ出しても恥ずかしくない正論」と本気で思ってるんでしょうか?

核家族が多くなった現在、家の中でいちばん影響力と権限をもっているのが母親(妻)で、多くの家庭がママの独裁状態・・・・そんな傾向が進んでいると言われます。

かつて大家族が多かった時代には、姑や舅、ご近所、世間体など「まわりの目」や「まわりの意見」におしつぶされて、たかが若い母親の理想や主張なんて屁(へ)みたいなものだったのでしょう。女性蔑視と軽視、[お前は黙ってろ]という理不尽がまかり通っていた時代なんか、こりごりです。

でもそんな時代には、きっと「他者の反応」をないがしろにできなかった。良くも悪くも。自分の主張について、「ほかの人が聞いたらどう思うか? これは正論か? 行動に出る価値がある内容か?」というフィルターが自動的に働いていたように思う。

その点で言えば、この母親の主張は、「思いついたまま」の感がぬぐえないんです。

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私が、その母親に会うことがあったら、聞いてみたい。

あなたのその主張、オバマ大統領にも面と向かって言えますか?

そうだよ。オバマにも言ってみなよ。正論なんでしょ?

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「なんでオバマやねん?」という点については、たまたまオバマであって、じつはあまり深い意味はないんだけど、要するにさまざまな価値観と立場の多くの人を束ねるために法律・倫理・社会情勢などあらゆることを考慮しつつ最善の策をあみださねばならんポジションにいる、つねに良識を求められる、世界一の有名人だからです。

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というわけで自分にもひきあてて考えてみました。

「給付金なんかより、保育園児が熱を出したときの受け入れ施設を充実させたほうがよっぽど少子化対策に効果的だと思うんですよ、オバマさん!」

おっ。オバマに言えるぞ。

「近所の公園、ことごとく[キャッチボール禁止]なんですけど、このままでは将来の野球選手が育たないんじゃないかと心配なんですよ、オバマさん!」

これも言えるなあ。

「大阪方面の駅のホームでよく見かける表示、『こんど』『つぎ』って、どっちが先に来る電車だかわかりにくいから、『つぎ』『そのつぎ』って変更したほうがいいと思うんですよ、オバマさん!」

言える言える。

(以上、直訴すべき先がオバマ氏でないことも、彼が解決する立場にないことも、彼がつねに納得いく反応を返し改善するスーパーマンでないことも当然承知しております)

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ふざけるな、と、どうか言わずに。

何かを主張する前に、ほんの一瞬。

[オバマにも言えるか?]の自問自答、けっこういいバロメーターのような気がするんですが。

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おそらくぼちぼち本屋に並び始めた『ねぎ好きのねぎの食べ方』(ポプラ社/980円)。ねぎ崇拝者の私も自慢のねぎ料理4品を紹介させてもらいました。長野県の飯田で居酒屋を経営する私の義叔母の料理も登場。いずれにせよ、「うまそう、作ってみよう!」と思わせてくれる料理ばかりで、ねぎの可能性に開眼必至。見てるだけで料理のバリエーションが増える気がするおすすめの本です。

おそらくぼちぼち本屋に並び始めた『ねぎ好きのねぎの食べかた』(ポプラ社/980円税別)。ねぎ崇拝者の私も自慢のねぎ料理4品を紹介させてもらいました。長野県で居酒屋を経営する私の義叔母の料理も登場。いずれにせよ、「うまそう、作ってみよう!」と思わせてくれる料理ばかりで、ねぎの可能性に開眼必至。見てるだけで料理のバリエーションが増える気がするおすすめの本です。

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森優子 著者近影

森優子 もりゆうこ/Yuko Mori

旅行コラムニスト/イラスト・エッセイスト。1967年大阪生まれ。大阪芸術大学美術学科卒

学生時代、サハラ砂漠を歩いているときに出会った人物にスカウトされて上京、ガイドブックの編集事務所に就職。93年独立、イラストを含めた執筆活動をスタート。ユーモラスで地に足の着いた旅行術&生活術は、「そうそう」「あるある」「なるほど」という多くの共感を読者から得ている。現在は東京都内にて中学生の娘・夫との三人暮らし。訪れた国は約40カ国。

森優子の最新著作

買ってよかったモノ語り 表紙

買ってよかったモノ語り

晶文社 1,500円(税別)