2010年3月11日

「子どもを増やさなきゃヤバい」と騒いでる日本と逆に、「出生数を抑えなきゃ」と1979年から一人っ子政策を実施した中国。この若いパパ世代はすでに一人っ子がほとんどで、この女の子がおばあちゃんにとっては唯一の孫。4人の祖父母にたった1人の宝物です(上海にて)。
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くどいようですが、子どもにはやっぱりお金がかかるという話。
わんこそばみたいにチャカチャカどんどん喰われていって、まるで際限がないって感じですね。ふう。
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でもね、だからといって。
「てことはさ、やっぱり[子ども手当て]をもらえたほうがありがたいってことじゃん」……なんて、言わないでもらいたいのであります。
そうですとも。むしろこんな現状だからこそ[子ども手当て]なんていらんのです。
だってね。中学生のスポーツドリンク代に消えてなくなるほどのお金を月々もらったところで、誰が「わ~い♪子ども生もう♪」なんて思うんじゃい、ではありませんか。
なにもお金を馬鹿にしているわけじゃありません。
たかが私一人のお金では柱一本すら立てられないが、多くを集めれば何本も立てて橋をかけて川を渡ってメリットを共有することができる。それが税金ってものならば、なぜそれをわざわざバラバラにして撒くのか、さっぱり理解できんのです。
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少子化の大きな要因がお金であることは明らかですが、核心は[お金をさらに掘り下げたところ]にあると思うのですが。
すなわち。

ところが。

↑ここです。結局ここんとこがネックになってるんじゃないでしょうか。
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金銭的に余裕がある人はともかく、いわゆる並の会社員や商売人は夫婦ともに働かなければ子どもを育てあげるのは経済的にきつい。あるいは不安感をともなうのが現状です。片親であればより切実で、なにがなんでも育児と仕事を両立させなければなりません。
ということはですよ。はっきりいって、少子化対策なんて簡単じゃないかと言いたいのです。要するに親が働き続けられたらいいんですよね。
そのためには、次の策が有効だと私は考えます。
①保育園
②37.5度以上の熱を出し保育園で預かってもらえない子供の受け入れ施設(病児保育)
以上①②を充実させればいい。
どうでしょう。シンプルな話だと思うのですが。
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保育園だけでは不十分で、①②の両翼がそろうことが重要なんです。
だって、熱を出さない子供はいないんだもの(いたら気味悪い)。
念のため説明しておくと、一般的に保育園では体温が37.4度を0.1℃でも超えたら子どもを預かってもらうことはできません。朝の登園時にはセーフでも、昼に37.5℃なら即職場に呼び出しがかかり、保護者は仕事を中断して保育園へ迎えに行かなければならない。

37.5℃のライン、これが定められているのは仕方ないと思いますが、つまり子どもが[必ず熱を出す生き物]である以上、必ず保護者の仕事には支障がでるわけです。
肩たたきにあいやすい。自主的に辞職せざるをえない。仕事にならない。たとえ理解ある職場でも、フリーランスであっても、親としてはビクビクです。特に女性の就職が難しいのも、[子どもがいる人は急な欠勤や早退が多い]と敬遠されるからです。
子どもが生まれると収入が下がる→第二子・第三子の出産が難しくなる。
これが少子化のすべての原因ではないにせよ、けっこうな多数を占める典型ケースであることは否めないでしょう。
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保育園はほんとうにありがたい。②の施設も、なかった時代を考えればあること自体が素晴らしい。
しかし現代日本(特に都市部)では、まったく足りないというのが現状です。
特に②の施設(病気や病気からの回復期の子どもを預かる施設=病児・病後児保育)は、たとえば私が住んでる区だと保育園数約90園に対しわずか6軒(一軒あたり10床前後)と少なく、さらに予約が必要・医師の診断書が必要・はしかなど感染性のある病気のときは不可と利用しづらい(利用のしようがない)要素だらけで、なんとうちの場合は娘が保育園にいた6年間、とうとう一回も利用できなかったのでした。誰かの手を借りたくて泣きそうな日々だったにもかかわらず(ご近所とは協力しあってたけど、相手に子どもがいると、病気の子どもは預けられない)。
[子どもが小さいときの数年間ぐらい、なんとか乗り越えなきゃ仕方ないでしょ。ファイト!」といった声は、少子化問題の観点でいえば若干ピンがずれていると思います。
たとえば正社員として働いていた女性が子どもを生んで退職した場合、たとえ数年後に復帰しようと考えても以前と同じ水準の待遇(給与・福利厚生)の仕事につくのは――もちろん人によるとはいえ――難しいのが現状。①②の不足は、たんに育児期間だけの問題でなく、親のその後(収入・働き方・生き方)までをも左右する。

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「本当はもう一人生みたかった(生みたい)」という声はしょっちゅう耳にするのです。
これらが[働き盛りでまだ子どもを生める年齢層の子持ちカップルの声]というところがミソではないでしょうか。
政府に「国のお金で食わせてくれ」と言ってるわけじゃない。
基本的には「働かせてほしい、稼がせてほしい、子どもを生ませてほしい」と言ってるのです。
現状が改善されたら、歯車は各自でまわしはじめる。そこまでが、税金・行政の力でなんとかなるのなら。
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とにもかくにも、少子化対策に有効なのは①と②の整備。病院と薬局、パチンコ屋と景品交換所、みたいにセットで。
それ以外の対策なんて今はいらないってくらいじゃん、というのが私の意見です。
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「ふん、これだから素人は。そのインフラ整備やランニングコストにどれほどお金がかかると思ってるんだ」、という声も聞こえてきそうです。
そうですよね。とんでもなく巨額の税金と時間と労力が、きっと必要になるんでしょうね。
とはいえ。たとえ[子ども手当てをバラまくほうがよっぽど安あがり]だったとしてもですよ。
何兆円も使ったのに効果ゼロで国が破綻しちゃうより、よっぽど希望があると思うんだけどなあ。

北京の町を案内してくれた優秀ガイドのワンちゃんは、天津からの出張中。ケータイの待ちうけ画面にしている2歳の娘さんの写真を、嬉しそうに見せてくれました。共働きが当たり前の中国ではとうぜん①②体制がしっかり整えられているから「何の問題もないですよ」。
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参考までに、子どもにかかる費用のわかりやすい資料はこちら↓(2008年発表の資料ではありますが、内閣府が公開してる国民白書よりわかりやすいかと)
http://www.kodomo-ouen.com/data/02.html
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2010年3月8日
娘が[新しい靴と小さめのバッグが必要」と言い出しまして、父娘で神保町で買ってきました。シューズ6990円(セール品)+バッグ8000円(プロパー)=1万4990円。[小腹がすいた」と食べたラーメン750円×2=1500円。ふたりの交通費1360円。けなげに待ってたお母さま(妻)へのおみやげなし。
日本の将来および私の明日の暮らしに直結する話題。ずばり、子どもにかかるお金の話です。
みみっちいとか自分には子供がいないから関係ないとか言わずに、まあ聞いてやってください(日本の国土に住んで税金払ってる人ならあながち無関係ではないし。少子化に直結してますから)。
うちは子供が一人ですが、それでもかなりお金がかかると痛感してます。「子どもって息を吸うだけでお金がかかるんかあ~~」ってぐらいの気分。
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娘が中学に入学したのは約1年前の春。
すっかり文化系だと思い込んでたのに「ソフトボール部に入りたい」と言い出しました。ほおお。スポーツ・汗・青春、いいじゃないか。
しかし頭の回転の早い母は思いました。
待てよ。ソフトボールって、やたらたくさんの道具が必要じゃなかったっけか。
というわけで娘に言いました。「陸上部にしときなさい」
ところが。生まれてから約13年間わがままを2回しか言ったことのない娘がこのときばかりはガンとゆずらず―――「絶対にソフトボールがええねん」
というわけで、お嬢さまは晴れてご希望のソフトボール部に入部されたのでした。ぱちぱち!(@@;)/♪
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覚悟してた範囲とはいえ、それなりにまとまった出費はじゅうぶん「いたた」。しかも、私は運動をしたことがないので知らなかったんですが、運動部って初期費用だけでは済まないんですね。
●試合に出場するための交通費(グラウンドがある場所=遠方)
●スポーツドリンク(毎日1リットル)
●合宿費(参加しないわけにはいかない)
●「メガネは危ないからコンタクトレンズにしなさいって言われた」→使い捨てのワンデーアキビューに移行→1ヵ月約7000円(年間8万4000円)
などなどね・・・・
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そんなある日。保護者の茶話会でたまたま部活にかかるお金の話になり、私が「陸上部だと必要経費はシューズ代だけで済むのでしょうか?」みたいな話に触れたとたん、そこにいた保護者ズのみなさんがいっせいに・・・

以下、陸上部の娘さんを持つお母さんの話。
「一足1万4000円のシューズを毎月一足買わされます」
えーっと・・・それ、[一年に一足]の間違いでは?
「いえいえ。一ヶ月で一足履きつぶしちゃうんですよ~~」
ひいーっ。14000円×12足=シューズだけで年間16万8000円???
「夏の合宿のときもね、宿舎で洗濯してる暇がないって、白のTシャツを20枚買わされました。陸上用のスパッツもソックスも消耗品ですし」
あわわわ。
「食費もかかりますよね。牛乳は水みたいにがぶ飲みだし、家に帰ってきたら夕飯前に菓子パン3個。それでも本人は太らないようにひかえてるらしいんですけど。あと、成長期で骨がうずうずするらしくて、しらすごはんが欠かせない」
そこで保護者ズから「しらすって高いのよね~」という声があがるあがる。
「あと遠征費・試合の出場費・整体・医療費・湿布代・・・」
ぎゃ―――!! もうわかりました、私が悪かったですごめんなさ―――い!!!
ちなみにそのお嬢さんは東京都大会でも優秀な成績をあげているホープ。有力選手だからよけいに費用がかかるみたいなんです。でもでも、たとえそうでなくてもねえ。
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結論。
「陸上部ならシューズ代だけで済む=安あがり」は、間違いである。
ちーん。
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それに比べれば、わが家の生半可な弱小ソフトボール部員のほうがはるかに安上がりってことです。
娘にその話をすると、ふふんと得意げな顔になり、
「そーだよかーさん。部費だってね、ソフトボール部は学校でいちばん安いんだよ。吹奏楽部なんて一ヶ月に部費だけで7000円だってよ」
ねえみなさん。この話題もう疲れましたよね。わたひは疲れまひた。
要するに、うちの娘はむちゃくちゃ安上がりってわけじゃなくても、かなりマシな部類に属するってこと。
子どもにはやっぱりお金がかかるんですね。二人も三人も四人もいるご家庭は、どれだけ大変だろうと思うわけです。
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娘よ。同じやるなら、ソフトボール一生懸命がんばりなさい。
ただしあんまり強くなっちゃうとなんか大変そうだからさ、えーとその、そこそこ充実感をもって一生懸命後悔のないように青春を謳歌して・・・↑なにを言っとるんだ。
まあ今のところ、[強くなりすぎる]心配は、まっっったくなさそうですけどね。たはは。
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うちの夫は男三人兄弟。よりにもよって全員スポーツをやっていた。その母親(姑)から聞く、彼らが中高生だったときの話→[牛乳屋さんが車で2~3日ごとに売りにくるんだけど、一回につき1リットル×16本ぐらい買うから、ちゃんとうちの前で停まってくれたもんだよ。三男(夫)は朝からジンギスカンを焼いて食べて、学校から帰ったらじゃがいも一キロをトースターで焼いておやつに食べて、ばんごはんのあとには1リットル入りのバニラアイスを父親と自分それぞれ一個ずつ抱え込んで早食い競争してたねえ。米はどれぐらい買ってたかねえ・・・えーと」・・・聞くたびに耳をふさぎたくなる、中途半端な怪談よりよっぽど怖いお話です。
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2010年1月29日
うちの娘(中一)にはまだ携帯電話を持たせておりません。
だから一応、必要なときには私のケータイを使わせるようにしているのです。
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でね。先日私が夫にメールを送ろうとしたときのこと。
夫の名前[じゅん]と打ったら、
まっ先に変換されたのがこの文字だった↓↓
夫の「じゅん」の字ではありません。
はい。言うまでもなく、娘が敬愛する嵐のメンバー松本潤氏―マツジュン―の潤に決まっとります。
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あははは~~~~!!
あーあ。とうとう負けたな、松潤に。
ついこの間まで、[絶対に父ちゃんみたいな人と結婚する!]って言ってたんですがねえ。
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[文字変換 優先順位に 知らされた
春の前ぶれ ちちばなれ]
おそまつ!
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2010年1月17日

いやあ・・・・・世間には、じっつに、いろんな人がおりますね。
世間といっても、ばくぜんと広ーい社会のことじゃなくて、自分をとりまく半径5メートル以内のレベルでの話ですよ。
ちょっと聞いてください。
身近な人が身近なところで直面した実話なんです。
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小学校の職員室に、ひとりの生徒の母親が訪ねてきて、担任にこう言ったそうな。
「給食のとき、うちの子に『いただきます』と『ごちそうさま』を言わせないで下さい」
えっ、どうしてですか?と、とうぜん聞き返す先生。
それに対する母親の回答↓
「ちゃんと給食費を払ってるのに、なんで『いただきます』って言わなきゃならないんですか」
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・・・・・・・
はあーい、みなさま~~~。
遠くの岸辺から戻ってきてください。気絶した方は気を取り直してくださいよ。
あまりもぶっ飛んでて意味不明という方もあるかもしれないので念のため解説しておくと、要するに母親は、「子どもが給食を食べるのは当然の権利。いただくとか、ごちそうになったとか、言わなきゃならないとすればその相手はお金を払ってる親であって、給食時に言わされるなんて不本意」と言ってるわけです。
当然あきれました。でもね、この話を聞いたとき、じつはあまり驚かなかったんです私は。
ことさら特殊な家庭環境や思想で育ったとは思えない「そこらへんにいるふつうの親」の口からこういった主張が飛び出しかねないことを、今の日本の「そこらへん」に、なんとなく感じてるからかもしれません。
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とにかくこの話を聞いて思ったことは三つ。
① 「いただきます」(6文字)+「ごちそうさま」(6文字)=計12文字ぐらい、まわりに合わせて言わせておけばいいのでは?
この母親は、なんでわざわざ子供に生きにくい道を歩ませようとするんやろか、ということです。
↑こんなこと言っちゃうと、[ちゃんと食べ物や作ってくれた人たちへの感謝をこめて言うべきだ!」と叱られてしまうかもしれません。ええ、もちろんそれは理想ではあります。
でもそれがたとえ「給食スタート」「終了」の号令として形骸化した挨拶だったとしても、とりあえずOKという気がするんです。手を合わせて口に出して言うことがまず大事で、それが習慣にさえなっていれば、気持ちはちゃんとついてくるものではないかと。
たとえば「こんにちはと言うべき根拠」なんてないし、考える必要もないでしょう。挨拶は、他者と関わりながら生きてく上でのツールにすぎない。
いずれにせよこの母親は、そんな言い分を貫くなら自分だけでやってりゃいいんです。
級友や先生との関わり。ひとりだけ「いただきます」を言わない給食時の違和感。直面するのは子供なのに。
かわいそうな子供やなあ。
そして、そんな親に育てられてる子供と同じ時代を生き、ともに社会を作ってかなきゃならないのが娘や私たち。
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② この母親、勇気あるなあ。
じつはちょっと感心してしまったのです。
私ならよほどのことがないかぎり、わざわざ職員室へなんて出向けない。
もし先生にもの申すなら、こればかりは言うべきだという確信と、どこから刺されても説明できる論旨、誤解もふくめたネガティブな反応を母子ともにうけとめる覚悟がなければ。
仮に私なら、化粧して→靴を履き→頭の中を整理しながら学校まで歩いて→守衛さんを通して職員室へ・・・・といったプロセスを経るうちに、どこかで「やっぱりやめておこうか」「もういちど頭を冷やして考え直そう」となっていたような気がする―――――――くだんの母親の場合は、ならなかったのね。
当然そんな図太さやねじれた正義感、うらやましくはありませんけどね。
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③ その母親にとってこの主張は本当に「正論」なのか?
こんなアホみたいな主張、彼女は「どこへ出しても恥ずかしくない正論」と本気で思ってるんでしょうか?
核家族が多くなった現在、家の中でいちばん影響力と権限をもっているのが母親(妻)で、多くの家庭がママの独裁状態・・・・そんな傾向が進んでいると言われます。
かつて大家族が多かった時代には、姑や舅、ご近所、世間体など「まわりの目」や「まわりの意見」におしつぶされて、たかが若い母親の理想や主張なんて屁(へ)みたいなものだったのでしょう。女性蔑視と軽視、[お前は黙ってろ]という理不尽がまかり通っていた時代なんか、こりごりです。
でもそんな時代には、きっと「他者の反応」をないがしろにできなかった。良くも悪くも。自分の主張について、「ほかの人が聞いたらどう思うか? これは正論か? 行動に出る価値がある内容か?」というフィルターが自動的に働いていたように思う。
その点で言えば、この母親の主張は、「思いついたまま」の感がぬぐえないんです。
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私が、その母親に会うことがあったら、聞いてみたい。
あなたのその主張、オバマ大統領にも面と向かって言えますか?
そうだよ。オバマにも言ってみなよ。正論なんでしょ?
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「なんでオバマやねん?」という点については、たまたまオバマであって、じつはあまり深い意味はないんだけど、要するにさまざまな価値観と立場の多くの人を束ねるために法律・倫理・社会情勢などあらゆることを考慮しつつ最善の策をあみださねばならんポジションにいる、つねに良識を求められる、世界一の有名人だからです。
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というわけで自分にもひきあてて考えてみました。
「給付金なんかより、保育園児が熱を出したときの受け入れ施設を充実させたほうがよっぽど少子化対策に効果的だと思うんですよ、オバマさん!」
おっ。オバマに言えるぞ。
「近所の公園、ことごとく[キャッチボール禁止]なんですけど、このままでは将来の野球選手が育たないんじゃないかと心配なんですよ、オバマさん!」
これも言えるなあ。
「大阪方面の駅のホームでよく見かける表示、『こんど』『つぎ』って、どっちが先に来る電車だかわかりにくいから、『つぎ』『そのつぎ』って変更したほうがいいと思うんですよ、オバマさん!」
言える言える。
(以上、直訴すべき先がオバマ氏でないことも、彼が解決する立場にないことも、彼がつねに納得いく反応を返し改善するスーパーマンでないことも当然承知しております)
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ふざけるな、と、どうか言わずに。
何かを主張する前に、ほんの一瞬。
[オバマにも言えるか?]の自問自答、けっこういいバロメーターのような気がするんですが。
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おそらくぼちぼち本屋に並び始めた『ねぎ好きのねぎの食べかた』(ポプラ社/980円税別)。ねぎ崇拝者の私も自慢のねぎ料理4品を紹介させてもらいました。長野県で居酒屋を経営する私の義叔母の料理も登場。いずれにせよ、「うまそう、作ってみよう!」と思わせてくれる料理ばかりで、ねぎの可能性に開眼必至。見てるだけで料理のバリエーションが増える気がするおすすめの本です。
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2009年12月25日

娘がサンタからもらった歴代プレゼントの一部。貯金箱、財布などなど、いささか地味ですな。ほうきは娘が「魔女の宅急便」のキキに憧れてたとき。ずっとまたがって飛んでたなあ。
こどもはよんではいけません。はやくねなさい。またね。
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今回のブログはR指定です。
というわけでここからは、とっくに大人になったみなさまへ。
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おかげさまで我が家も、ひとつの季節を卒業することになりました。クリスマス・イブの夜、とうとうサンタさんがうちには来ないことになったんです。
ちなみにうちの娘は中一、13歳。
「えっ?! まだサンタ信じてたの?」「まだ親がサンタのふりしてプレゼント贈ってたの?」と驚かれるかもしれませんね。
そうなんです。去年のクリスマスまでは「イブの枕元に置くサンタからのぶん」と「25日朝に親から渡すぶん」、ふたつ準備してきたのですよ。毎年クリスマスのたびに「なにもふたつ準備しなくてもねえ・・・」と思ってきたものの、こういうのって途中から変更するはなかなか難しい。いきなりサンタを廃止するのは不自然だし夢がない、かといって親からのプレゼントを取りやめるとサンタだけに手柄取られちゃうみたいで面白くないし。
まあふだんあんまりものを買ってやってるわけじゃないからええかーと続行してきたのでした(もちろん家庭ごとに違うけど、うちと同じパターンのご家庭も多いようですね)。
でもそんな季節ももう終わりです。
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いやー、さすがにね、そろそろ卒業してよかろうと思ってたんです。
だって、ふつうに社会生活を送ってる中学生がサンタを信じ続けるなんてあり得ないもんね。「セコムとかのセキュリティシステムって、サンタには反応しないような機能があるの?」とか、「サンタのプレゼントの財源はフィンランド政府から出てるの?」とか、「イスラム教徒の家にも来るの?」みたいな質問が娘からあがってこない・・・ということは、当然とっくに気づいてやがるんですよ。
いっそしらじらしくサンタを演じ続けて、逆に娘がタヌキ芝居をいつまで続けられるかお手並み拝見しようかとも思ったんですが、いやもういいだろう、小学校卒業した今年がキリがいいわと思いまして。
今年のクリスマスは親からのプレゼントに一本化。で、それを渡すときにこう言おうと決めてたんです。
「サンタから電話があってな、お宅の娘さんはもう大きくなったから今年からはプレゼントはなしですって、娘さんに伝えてください、って言うてはったわ」とな。
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ところが、サンタ卒業の瞬間は思いがけない別のタイミングで訪れたのでした。
一昨日、12月23日の夜に宅配便の荷物が届いたときのこと。もう夜の10時半をすぎていて、配達員さんは「夜遅くに本当にすいません」と恐縮してらした。
きっかけは、荷物を受け取って玄関を閉めた娘がぽつりと言ったひとこと。
「今日明日は宅配の方たち大変よねえ。サンタクロースだもんねえ」
・・・・・だからすかさず聞いたのです(私から)。
「ねえねえ・・・・・サンタって、いるの?」
娘、一瞬あっという顔になり「も、も、もっちろんいるよー(^^;)」
顔を見合わせてあははは!というわけです。
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母「いつから知ってた?」
娘「去年、小6のとき、同じクラスのAちゃんが『あんたまだサンタなんか信じてんの? サンタは親なんだよ』って言ったから、へえーそうなんやーって」
えーっ?! それまで疑ったことなかったの? アホちゃうかって感じですが、でも少なくともうちの近所では小学校高学年でもサンタを信じている子供ってけっこう多いみたいなんですよ。
もちろん低学年のころから「サンタなんているわけないじゃん」と言う同級生はちゃんといたらしい。でもクリスマスはすでに冬休みに入ってることが多いってこともあり、あまり友達とその件についてとことん話し合うこともなく、どうやら「うちには来てるよ」「あんたんちには来ないんだね」という程度で済まされちゃってたようなんです。そんなに軽く受け流すのは現代の傾向か、あるいはたまたまか。まあ、たとえいぶかしんでも、
① サンタと親のプレゼントを両方ゲットするためには信じてるふりを続けたほうが得
② せっかく親が演技してくれてるんだから騙されておこう
・・・↑という風に子供なりに思惑が働くのかもしれませんけどね。
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うちのサンタからのプレゼントはそのときの娘にちょうどよさそうなものを選んでたとはいえ、上の写真のように、基本的には地味だった。貯金箱とか財布とかほうきとか。トイザらスというよりクレヨンハウス系(選択思考が)な傾向とでもいいますか。いちばん派手なもので去年の嵐の写真集。
「ほかの子は、wiiとか、缶バッジ製造マシンとか、シルバニア・ファミリーのセットとか、もっと華々しいものもらってたでしょ? それに比べるとうちは地味だとか、なぜ子供によって違うんだとか、不満や疑問はなかったの?」と聞くと、「いや、べつに。サンタが私にあうものを考えてくれたんやなーって。管轄によってサンタが違うんやと思ってたし」との答え。ふーん。
サンタからの手紙は、私がサンタになりすまして英語の筆記体で筆跡をごまかしつつ書いていた(一応サンタはフィンランドから来るガイジンという設定)。でも近所の電器屋のなっちゃんちは日本語。娘たちはお互いにサンタからの手紙をみせあいっこしていたはず。この違いについてはどう思ってた?
「うちのサンタは国際的なんやーって思ってた」
うーむ。そんなもんかいな。
ちなみになっちゃんいわく「うちのサンタは字が下手」なんだとか。
「たしかに変やねん。きっとあれはなっちゃんのママが左手で書いてるんだね」
やっとるねえ、やっとるねえ。
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年に一度の親と子供のだましっこ。
子供がサンタのために「食べてください」と準備したミカンを食べて皮だけ残したり、窓のサッシに鍵をかけずにあけておいたり。きっと今夜もあちこちの親や大人が同じようなことを実行していることでしょう。それぞれの家庭のスタイルで。
結局、親がやりたいんですな。
自分が子供のころに親がサンタしてくれてた場合は、自分もしてあげたい。
自分が子供のころにはサンタなんか来なかったという場合は、サンタが来るクリスマスに憧れる。
「わはははは! やっぱり子供はしょせん子供やな。まんまと騙されよって」
こればかりは、親ならではのお楽しみ。
あー、面白かったあ。

一本化された親からのプレゼントはマフラーと嵐のライブDVD。二点もあるなんて太っ腹、と思いきや、じつはまだ購入段階ではサンタ問題に迷いがあっただけ。娘からは、『Dear Santa Claus(親愛なるサンタさんへ)』と題した、習い始めたばかりの英語フル活用(5~6年後に本人が読んだら赤面間違いなしの英文)の、これまでのプレゼントに対する礼状が。なんで英語なのかって? そりゃもちろん、森家へ来るサンタはガイジンだったからです。
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